国鉄関西支社は30日午後、大阪府大阪市の本社で会見を開き、通勤時間をゆったり過ごしてもらおうと、来年の春から国鉄東海道本線・山陽本線で通勤特急を運行させると発表しました。
新しく導入される通勤特急の名称は「らくラクはりま」で、現在新大阪駅と城崎駅を結ぶ「こうのとり」と同じ289系の車両が利用され、朝は姫路駅発大阪駅着、夜は大阪駅発姫路駅着で、平日のみいずれも1本ずつの運行を予定。
姫路駅と三ノ宮駅間は新快速と同じ停車駅に停まり、三ノ宮駅と大阪駅の間はノンストップで結びます。 姫路駅と大阪駅間を、およそ1時間で走行する見込みだということです。
「らくラクはりま」の乗車には乗車券と別に特急券が必要で、姫路駅から大阪駅間で指定席の場合、通常期で1490円を想定しています。
国鉄関西支社では、運行時間などについてこれから調整に入るということです。
サンテレビニュース