此の事故で、キハ２００形の乗客男性（51）＝東京都台東区＝も割れた列車のガラスで耳に軽いけがを負い、フィットで事故を起こした犯人の女（48）と同乗の中学生の娘（14）が打撲の軽傷、病院へ搬送されました。
市原署は詳しい事故原因を調べて居ます。
同署と同鉄道によると、フィットは踏切を越えて交差する国道297号へ入ろうとしましたが、車の流れが続いたため、立ち往生。キハ２００形の運転士が踏切手前でフィットに気付き、警笛を鳴らして非常ブレーキをかけましたが間に合わず、動き始めていたフィットの左後部に衝突しました。
同踏切は馬立駅と上総牛久駅の間。遮断機や警報器は有りませんでした。同列車はドア付近の窓ガラス1枚が割れ、破片が飛び散りました。ほかの乗客23人と運転士ら乗員2人にけがはありませんでした。
同列車は約2時間現場に停止。乗客はタクシーで代替輸送しました。他の列車にも運休や遅れが生じました。
千葉日報