世界初の4トントラックの電気自動車 | 紫のぼやき日記

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愛媛県は、自動車整備会社や商社等と連携して、現行フォワードFR♯系がベースの世界で初めて電動の4トントラックを開発し、4月から試験走行を始めることになりました。

愛媛県はおととし、四国中央市の自動車整備会社や東京の商社それに日本郵便逓送と協定を結んで、フォワードを電気自動車に改造する事業を進めてきました。
16日は、開発を進めて来た関係者が県庁を訪れ、担当者が、中村知事に開発の経緯などを説明しました。
このあと県庁の駐車場でフォワードが披露され、中村知事が助手席に座って乗り心地を確かめていました。
電動トラックは、およそ1200万円の開発費用をかけて、軽油で走る業務用のフォワードのエンジンをリチウム電池で動くモーターに切り替えるなどの改造が行われました。
排気ガスを出さないうえ、燃料費が年間3分の1程度に抑えられ、メンテナンスの費用も削減できます。
また15分程度で急速充電でき、1回の充電でおよそ100キロ走行できるということです。
愛媛県などは4月から1年程度かけて電動トラックの試験走行を実際の道路で行い、改造の費用を半分程度のおよそ600万円にまで下げて、3年後の2017年度に本格的に市場に投入したいとしています。
愛媛県や開発に携わった東京の商社によりますと、4トン以上のトラックで電動化が実現したのは、世界で初めてだということです。
中村知事は「新車で作ったら採算が合わないが、既存の車を改造することでコスト的にもマーケットの視野に入ってくると思う、実験の積み重ねによってニーズにつなげていければいい」と話しています。
 
NHKニュース

日逓公式サイト


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