2日目はパリの中心街へ買い物とエッフェル塔の見学とフランスレストランのスペシャルだったっす。
最初に行ったのはルイヴィトンの店っす。
外まで行列が続いていて寒空の下で30分近くも待たされたっす。
やっと中に入れたと思ったら、更に中でも15分待たされたっす。
この中で待っている客の心を和ませるのに、マジシャンを雇って手品やら風船やらで色々な物を作って楽しませてくれたっす。
さすがにヴィトンは違うと思ってしまったっす。このマジシャンの何処が凄いかというと手品やりながら時計やら指輪やら本人の知らないうちに抜き取ってしまうんす。返してもらうまで本人は気付かないんすからね。こんな人にスリされた日には家に帰るまで気付かないっすね。
さて、やっと受付にたどり着くとそこにはカタログが置いてあってその中から欲しいものと色や模様を指定するんす。現物は全てを決めてからでないと見れないんす。商品の横流しが多いらしく現金だと1000フラン(約100ポンド)までの物しか買えないようなんす。俺っちは昔、苦労してポンド立てのクレジット機能の付いた銀行カードを作ったんでとりあえず制限はなかったっす。唯一欲しかったのが財布なんす。今の俺っちの財布はポンドとフランが一緒に入っていて分けがわからなかったからっすからね。
しかし、フランス人にとってヴィトンはスーパーお金持ちの社長さんクラスでお札で鼻をかめる人達の店ってフランス人の間では印象らしいっす。こっちの社長は年収が10億円以上の人が結構いるそうっす。だから、ヴィトンは彼ら専用のVIPルームを用意しているんすが、一般の人は入れないっす。そんな人達のお抱えの店がいつのまにかステイタスを求める一般の外国人達の憧れブランドになってしまったんすね。
だから、普通のフランス人が来る事はとても珍しいんっす。一緒に行ってくれたフランス人の奥さんがフランス語で会話していると、普段は仕事で喋りたくないも英語を無理して使っていた店員はすっかり機嫌を良くして「カタログ頂戴」って言ったら「ウィ・マダム」って感じですぐにくれたっす。世界各国、可愛い人は得っすね。本来はコピー商品の防止で信頼できる特定に人にしか渡さないらしいっす。
俺っちの欲しいチェック模様でヴィトンのパリって入っているのはなかったっすから、有名なモノグラムの模様にしたっす。財布自体はそれ程、感動しなかったっすがヴィトンの包装はオシャレで久しぶりに感動してしまったす。
ヴィトンを良く知っている人は、つまらない話かも知れないっすが、なんせ俺っちは初めてだから勘弁して欲しいっす。財布がいれてあるBOXと紙袋はEPIのパターンが立体的に再現されていて木目のようっす。包装紙は深い緑色にラメがほんの少しだけ入っていてLとVのトレードマークがくり抜かれているっす。リボンは茶色にゴールドを少し混ぜたような色でリボンの結び目にLとVのトレードマークがくり抜かれている包装紙と同じ材質の紙なんすが裏面はゴールドが多めに混ぜてある異なる色なんす。何とも言えない落ち着いたエレガントなこの包装をすっかり気に入ってしまったっす。しかし、俺っちほどヴィトンの似合わない人間も珍しいかもしれないっすね。
ヴィトンの店を出ると空はかなり暗くなっていたっす。
たまたま中央分離帯に取り残され信号が変わってしまい凱旋門側と反対側を見ると光のシャワーというより洪水というくらい多くの並木が光っていたっす。しかも歩道が車道並の広さなんす。驚きっす。これが超有名なシャンゼリゼ通りだったんす。
歌になるだけあって幻想的で、この綺麗さは言葉では伝えられないっす。
俺っちは信号が変わってしまったのにしばらく見ていたっす。
我に返ったときは一所懸命に写真を撮っていたっす。
さて、次はエッフェル塔っす。1時間に1回、1分間だけエッフェルはストロボフラッシュするんす。全体に電気が走っているように次々と点滅して綺麗だし迫力があるっす。
一時間に一回しか見れないエッフェル塔のストロボ・フラッシュの瞬間っす。
それが終っても全体的にうっすらと光っていて塔の最上部は灯台のようにサーチライトが回るっす。何だか灯台がパリのど真ん中に出現したかのようっす。エッフェル塔の下には道路と橋が通っていて車が行き交っているから、エッフェル塔が養分を吸収し生きているように見えたっす。
今日のハイライトは何と言ってもフランス料理っす。俺っちもそうっすが日本のフランス料理のようなお上品な物を想像していたっす。ところが…紀元前のバイキングの時代のフランス料理なんす。
まずこの店なんすが一度に600人も収容できる巨大な店なのに常に満席状態なんす。しかも予約が一年先まで入っているらしんす。何がそんなに良いんすかねぇ…。まず、樽に入った赤ワインは飲み放題っす。
前菜のソーセージとパテとフランスパンも食べ放題っす。
とれたての生野菜も食べ放題っす。新鮮な生野菜って甘いんすね。感動的な味だったっす。
チーズも食べ放題っす。ホームメイドチーズが6種類くらいあったっす。ブルーチーズ・カマンベール・ヤギのチーズ等っす。
メインとデザートだけは好きなものを一つだけセレクトしなければならないっす。
ビーフかラムのケバブ・リブステーキ・ラムチョップがメインで、ソースをかけたご飯がつくっす。
デザートはタルト・アイスクリーム・クリームキャラメル・フルーツサラダ・チョコレートムースのどれか一品なんす。
死ぬほど食べて195フラン(約19.5ポンド)なんす。
メニューはたったこれだけしかないんす。
それ以外を注文すると追加料金になるっす。
この中で特にうまかったのが樽から出た赤ワインっす。今まで飲んだどのワインよりもマイルドで樽の香がほのかにするっす。
次にうまかったのがニンニクのきいたソーセージっす。
そして、フランスパン。外側がカリカリしているのに内側は日本の食パンのようにフワフワなんす。この3つがあれば俺っち当分、生きていけるっす♪
そして、帰り際にセーヌ川も撮影したっす。
川の両側が光って、川の中洲にあるシテ島のノートルダム寺院もライトアップされて俺っちには天の川に浮かぶ神殿のように見えたっす。
確かに夢のような幻想的な世界が現実にあったっす。
芸術の都、パリは光の魔術で人を虜にするかもしれないと思ったっす。







