なぜ何度もしたくなる?

盗撮犯罪というのは再犯率がとても高い犯罪だと思っています。

 

私自身も警察に捕まっていますが、それだけ痛い目を見ているにもかかわらず、何度も繰り返し揺り戻しのように盗撮をしたくなる感覚に襲われます。

 

再犯しないためにはどうしたらよいかと今まであらゆる試行錯誤を繰り返してきましたが、その中で一つ感じたのは盗撮という行為そのものに対する執着心があることが再犯する要因の一つではないかということです。

 

私の経験に当てはめると、見たいという強い念のような感情が起きて、頭の中がそのことでいっぱいになり、理性で止めようとしても体が勝手に動いてしまうという感覚が起きることがあります。

警察に捕まるリスクがあるのが理性ではわかっているはずなのに、盗撮に執着するあまりに欲望が暴走してしまっているのだろうと思います。

 

その感覚について言葉で表すことが難しいと感じていましたが、これを言葉で表すと「執着心」という言葉になるのでしょうね。

 

ではこの「執着心」を手放すにはどうしたらよいのかということになりますが、手放すにはまずは最初の一歩としては再犯をしないことが重要になるので、執着するものを変えるというの方法があります。

 

執着心を完全に手放すのは難しいので、私がやったのはこれまでもブログや著書で書いてきた通り「夢中になれる趣味を見つける」ということです。

 

趣味と言っても盗撮のような法律に抵触するものではなく、健全なものでなければならないですが、もしそういった趣味が見つかれば「執着心」がそちらに移っていくので、盗撮から徐々に心が離れていくと思います。

 

私の場合はスキーにハマりましたが、スキーを夢中でやっているとうまくなりたいという執着心が出てきて盗撮したいという欲求が後回しになり、そのうちに忘れていくということが起こりました。

 

生きていく上でどうしても「執着心」というものは出てきてしまうので、完全にゼロにできるものではないですが、この方法をまずは試してみるというのが再犯を繰り返さないための最初の一歩になるかと思います。

 

私はさらにもう一歩進んだ取り組みとして、「執着心」を無くしていくということに取り組んでいますが、こちらはやはり簡単にはいかないので、またうまくいきましたらブログなどで報告するかもしれません。