罪悪感は必要か

私は盗撮にどっぷりハマっている頃は罪悪感はあまり感じてはいませんでしたが、いつまでもこんなことしてるのはまずいと思い始めるようになってからは、罪悪感を強く感じるようになってきていました。

 

罪悪感があれば、盗撮犯罪の抑止力になるかもしれませんが、私は罪悪感を強く感じると同時に自分を許せない、受け入れられないという気持ちを強く感じて、明るく前向きな気持ちで生きていくことができませんでした。

 

抑止力として罪悪感が必要と感じると同時に、罪悪感が人生を明るく楽しく生きることの障害になっていると感じ、どうしたらよいのかというジレンマに陥ってしまっています。

 

私は以前からブログや、私の著書「盗撮癖から抜け出す方法」でも書いていますが、盗撮以外で夢中になれる趣味を見つけるのを解決方法として提案しています。

私の場合はスキーやスノーボードにハマり、それをきっかけに徐々にですが、自分の人生に集中できるようになり、盗撮からは少しづつではありますが遠ざかっています。

 

ですが、罪悪感を完全に消すことはできないとも感じています。

罪悪感が消えたかどうかを客観的に判断する方法は、「盗撮にハマった自分を許せるかどうか」ということです。私自身は盗撮にハマった自分を完全に許せているかどうかと聞かれると「はい私は自分を許しています。」とは答えられません。

 

これは本当に難しいと感じます。「盗撮犯罪をした私自身を受け入れ、許す。」というのが人生における「最終到達地点」だと思うのですが、ここに至るまでには私はまだまだ試行錯誤を続けなければならないと思っています。

 

1歩進んでは2歩、3歩下がるを繰り返し、なかなか前に進むことができませんが、それでも何とかして自分にとっての最良の答えを見つけるためにやっていくしかないと思っています。