2025年は『メガフレア』の年と言われています。電子機器や通信施設などに影響がでることが懸念されている太陽表面の大爆発です。
『メガフレア』といえば関連キーワードは『強烈太陽風』と『磁気嵐』です。
『メガフレア』と『ヴァン・アレン帯』との相互作用は、何が起こるかちょっと興味深いですね。
https://www.astroarts.co.jp/news/2013/09/27akebono/index-j.shtml
さて、『ヴァン・アレン帯(Van Allen radiation belt)』の日本語訳は『放射能帯』です。
放射線とは、電磁波の赤外線、可視光線、紫外線、X線、γ線、および粒子線の電子線(β線)、陽子線、α線、μ-meson、中性子線などです。
『ヴァン・アレン帯』を構成する放射線は主として陽子線と電子線であることが1958年にアメリカの人工衛星エクスプローラー1号の観測により確認されたそうです。
『電子線』も『陽子線』も高エネルギー荷電粒子で、地球磁場に捕捉されて変形トーラス状に存在し、その領域は高度約1000kmから地球半径の10倍程度まで広がっているそうです。
ネットから借用したイメージは↓です。
荷電粒子は地球の磁力線に沿って運動するため、北極や南極では大気の分子と相互作用してオーロラが発生します。
磁場を持つ惑星の木星、土星、天王星でもオーロラの発生が確認されているそうです。