プロゴルフはツアーとよばれる試合形式で運営されています。


男子の試合は木金土日の4日制がほとんどで、女子は4日制のほかに金土日の3日制もあります。


アマチュアが参加できる試合もありますが、通常120人程度の参加が認められ、戦いは前半の予選ラウンドと後半の決勝ラウンドに分けて行われます。

 

男子は前半の木金が予戦で、後半の土日が決勝ラウンドですが、予戦参加者が全員決勝ラウンドに進めるわけではありません。

 

決勝ラウンドに進めるのは、参加者の約半数の60人前後です。

 

 

日本語では決勝ラウンドに進んだプレイヤーを予選通過者と呼び、決勝ラウンドに進めなかったことを予選落ちしたと言います。

 

決勝ラウンドに進めるかどうかは予戦の成績で決められますが、その境目をカットラインと言います。

 

しかし、言葉を精査してみると奇妙なことに気付きます。


参加者は棄権者を除き全員が予選を通過しています。カットラインに達しなかったプレイヤーも予戦は通過しているのです。

 

なのに決勝ラウンドに進んだプレイヤーだけを予選通過者と呼んでいます。

また、決勝ラウンドには進めなくとも予選をしっかり戦ったプレイヤーを予選落ち』と呼んでいます。

 

なんかしっくりきませんね。もっと理に叶った日本語を考えられないでしょうか。