202010月からテレビ朝日系列で放送された『あざとくて何が悪いの?』という番組をご存じでしょうか?

 

この『あざとい』という言葉については当時何度も説明されたしょうけど、今となっては「どうだったかな」なので、改めて調べてみました。

 

 

辞書には、

やり方があくどい、ずる賢い、たちの悪い、抜け目がない、小利口である

などを表現する意味で使われるとあります。

 

 

まあ、どちらかというと面と向かってではなくて、「あいつは、かなりあざといからな」などと噂話的に根性の悪い人を非難する言葉のようです。

つまり、陰口用の言葉なのでしょう。

 

 

悪口の対象となっている根性の悪い人は『ずる賢い』『小利口』などの意味を含むようですから、馬鹿ではなくて、他人を『巧く口車に乗せたり』『陥れたり』もできる知能犯的な能力の持ち主のようです。

 

つまり、特異な才能を悪用して鼻つまみ者になっているという感じでしょうか。

 

 

しかし、中には不十分な才能しか持ち合わせていなくて、下心を相手に見透かされているのに図々しくやってしまう浅はかな『鼻つまみ者』もいるようです。

 

この場合には、本人自ら「あざとくて何がいけないの」とか、「あざとくてごめんなさい」などと言い訳する言葉として使われるようです。