昭和の時代の鉄道を描く映画で、鉄道マンがポケットから『懐中時計』を出して時刻を確認するようなシーンがよくありましたね。


『懐中時計』はゼンマイを巻き上げるリューズの付いた直径4cmほどの丸形で、風防ガラスの外側に更に金属の蓋がありました。


(画像はネットから借用しました)

 


リューズには30㎝ほどの鎖チェーンがついて、鎖の端はベルトやボタンホールなどに固定し、時計はポケットに入れて持ち運び、時刻を確認する時は、いちいち『懐中時計』を胸の内ポケットやズボンのポケットから引っ張り出して使用しました。


時計として実際に使う一般人は少なかったようですが、記念品や褒賞品としては絶大な人気を博していたようです。


「アンティークショップでは人気があるかも・・・」と思ってネット検索してみたら、懐中時計の販売店は思いのほか多く現存し、昭和のレトログッズばかりでなく、格好いい進化版の『懐中時計』も売られていました。

 

でも、懐中時計という名前はダサくないですか。

格好いい名前を考えて、もう死語にしてもいいんじゃないですかね。