日本語では『修辞法』と訳されますが、『修辞学』、『美辞学』ということもあり、弁論の技術を指す『巧言』、『説得力』、『弁舌の才』などとほぼ同義です。

 

 

詩人や小説家など文学関係者だけでなく、一般のミュニケーションの場においても、話し手側が、美辞麗句、比喩、誇張、反語、倒置などの言葉や表現法を駆使して聞き手を説得したり、納得させるためのテクニックです。

 

巧妙な詐欺師が勧誘法として好んで使うスキルにもなっています。

 

 

古来、日本語の修辞法は、枕詞、対句、懸詞、縁語、序詞、駄洒落などとして発達しました。

 

海外では、説得力やスピーチの表現能力として評価される場合が多く、プレゼンテーションのスキルアップのトレーニング法として発達したそうです。

 

特に政治家の名演説が数多く残されていますが、あれはレトリックに長けた優秀なスピーチライターに依るところが大きいと言われています。

 

しかし、今後はChatGPTと鎬を削る戦いが勃発しそうですね。