小泉政権の後、ほぼ1年交代で安倍晋三氏、福田康夫氏、麻生太郎氏、鳩山由紀夫氏、菅直人氏と5人の首相が出現しました。
前の3人は自民党ですが、その後政権交代が起こり、民主党の2人が続きます。
民主党の鳩山政権が誕生した時、国民は過大の期待をしてしまったようです。
鳩山政権は、その国民の期待をあまりにも見事に次々に裏切ってくれました。あのマニフェストは何だったのでしょう。
その最たるものは『普天間基地の移転問題』でしょう。
「国外、最低でも県外」に始まって、「私には腹案がある」、そして首相を退いて「あれは方便だった」など、言いたい放題でしたね。
オバマさんに“Trust me”と言ったとか、オバマさんから“Loopy”と言われたとかいう話にはガッカリしたものです。
ブチ上げた『東アジア共同体構想』もあっさり消滅しましたね。
国連気候変動サミットでの『温室効果ガス25%削減』もどうやって実現するのか、その方針は示されませんでした。
単なる願望を言ったまで? それとも目立つことを言ってみたかっただけ?
実際に目立ったのは献金問題でした。
最後はブーイングの中、「首相を辞めたら、議員も辞める」と仰っていたようですが、いつ実行されるのでしょうかね。
《次につづく》