前書き

お久しぶりです。

今日は、app storeで「七並べ」で検索すると一番上に出てくる「ハマる七並べ」を攻略していきます。



長い記事になりますので、最初に簡単なまとめを書いておきます。

かなり端折っていますので、よくわからなかったという方は一度飛ばしてください(この後詳細に説明しています)。


・人間有利なルールに設定しよう

ごく一般的なルールではAIに勝ち続けることは難しいです。

パス0回、ジョーカー2枚(セット出し)、受け渡しあり(強制)、ジョーカー上がり禁止、AKリンク/トンネルなし」

このルールでAIの穴をついていきます。


最下位を回避せよ!

S+では、レート変動がプレイヤー不利になっており、特に最下位では-50と、1位2回分のマイナスを受けます。


そこで、ルールを利用して最下位だけは絶対に回避する動きをしましょう。

このルールではババが強制的に受け渡され続けるため、誰かが必ずババ上がりの反則を受けることになります。

ババ上がり、もしくはババを持ったままドボンしたプレイヤーは反則負けで強制的に最下位となるため、不利な状況ならババがないうちに自爆してしまえば3位以上は確定となります。


さらに、ババが処理できないとしてもまだチャンスはあります。

2人のプレイヤーが反則になった場合、後から反則になった方が最下位になります。

つまり、先にババ1枚を抱えて自爆してしまえば、後から誰かがもう1枚で反則となってくれるため自分は最下位にならないわけです。


ババを押し付けられないためには?

ババは誰かが止めているカードを使わせるものです。

なので、敢えてカードを止めずに出すことでババを回避できます。

端のカードほどババを使われやすいので、さっさと出してしまいましょう。


また、ババは1つ飛ばしのカードを持っていない限り出せません。

例えば、♡4を出させるためには♡3を持っている必要があります。

なので、♡3と♡4を合わせて止める、つまり階段の形で2枚止めればババを使われることはありません。


同様に、ドボンしたプレイヤーが♡3を持っていたなら、♡4を止めてもババを使われることはありません。この止め方もうまく活用していきましょう。


自爆の基準

このルールでは、分が悪い試合では自爆して最下位を回避する必要があります。

その判断基準をまとめます。


・ババを処理しやすい手札か?

ババを処理できる「一つ飛ばしのカード」が手札に多ければ多いほど安全です。余裕があれば自爆せず粘っていきましょう。


・ババを押し付けられづらい手札か?

止めているカードがなければ、ババを押し付けられることはありません。出せるカードが多い手札ほどババを使われるリスクは高いでしょう。

ババを処理しにくい手札にもかかわらずババを使われやすい手札なら、自爆を検討します。


このまま続ければ勝てそうな手札か?

端のカードが孤立している手札ほど、勝てる見込みが薄くなります。

ただし、粘って誰かが先にドボンしてくれれば反則と合わせて2位以上は確定するので、手札が悪くてもババを回避できるなら粘ってもいいです。



それでは詳しい説明に入ります。

このゲーム、S+まではごく一般的なルール(パス3回、戦略パスあり、ジョーカーなし、AKリンクなし)で勝つことが可能です。

しかしS+になるとまともにやっていては絶対にレートを維持できなくなるため、レビューでは「勝てない」「AIがイカサマをしている」などと散々に叩かれています。


確かにまともにやっていてはS+相手にレートを稼ぐのは不可能ですが、それはAIがイカサマ(こちらのカードを見ているなど)をしているからではありません。

レートの変動が非常にプレイヤー不利だからです。

S+でのレート変動は以下のようになります。


1位:約25(連勝で約35に増加)

2位:約10

3位:約-20

4位約-50


これではレートが減る一方なのも当然です。

しかし、プレイヤー有利なルールを使えばS+でもレートを稼ぎ、カンストまで持ち込むことができます(S+の999でゲージ100%がこのゲームの限界で、S+より上のレートはありません)。



 人間有利なルールに設定しよう



オススメのルールは、上記のようなものになります(見切れていますがAKリンク/トンネルは「なし」です)。


このルールが有利な理由を一つ一つ説明していきます。


パス0回

後述しますが、このルールでは意図的にドボンをすること(以下自爆と呼びます)が重要になってきます。そのため、いつでも自爆できて、かつ試合が早く終わるパス0回に設定します。

なお、パス0回の場合戦略パスは自動的に「あり」となり、出せる時でも出さずに自爆することができます(重要)。

AIは意図的に自爆を選ぶことがないので、人間の方が判断力で優位に立てます。


・ジョーカー2枚、使い方セット、受け取りあり(強制)、ジョーカー上がり禁止

以下、この記事ではジョーカーをババと呼びます。ババがこのルールの肝になります。


このルールでは、ババの使い方が「セット」になっています。

「セット」ルールでは、自分の出したいカードを止められている時にババとそのカードをセットで出すことができます。


例えば、自分が♡3を持っているが場に♡5までしか出ていない(♡4を止められている)とします。この場合、ババと♡3をセットで出すことができ、♡4を止めているプレイヤーは♡4を場に出さなければなりません。


この時注意点があり、♡3(つまり場に出ているカードから一つ飛ばしのカード)を持っていない場合、ババは使えません。

例えば、♡2があるのに♡4を止められている場合には使用できないということです。


さらに、このルールではババの受け取りがありになっています。先ほどの例でいうと、♡3とババをセット出しした際、♡4を止めていたプレイヤーは♡4を場に出しますが、それと同時にババを受け取らなければいけません。


そして、ババ上がりが禁止になっているため、最終的にババを持っていたプレイヤー(あるいはババを持ったままパスしたプレイヤー)は反則となり、強制的に最下位となります。先にドボンしたプレイヤーがいても関係ありません(そのプレイヤーは繰り上げで3位となり、反則者が最下位になります)。


そのため、このルールはババの押し付け合いです。最低でも1人は反則負けとなります(1人が2枚ともババを持って落ちた場合は1人だけ、バラバラに2人が持っていれば2人反則です)。


・AKリンク、トンネルなし

これは個人的にはいらないと思いました。使いこなせればより勝ちやすいかもしれませんが、少なくともなくても勝てます。なしの方が考えることが少なくて簡単だと思います。


 最下位を回避せよ!

この項では、具体的な戦い方を説明します。

最も重要なのは、見出しの通り最下位を回避することです。最下位になるとレートが-50。1位でも+25にしかならないことを考えると、これは痛すぎます。


しかし、七並べは運が悪ければどうしようもありません。そこでこのルールです。

このルールでは、反則にさえならなければ3位以上が確定します。極端な話、初手で何も出せなくてもババさえ持っていなければ最低3位、うまく2人反則になれば2位で+すらあり得るわけです。


さらに、仮に反則になったとしても、ババを1枚しか持っていなければ、原則3位で済みます。

これは、2人のプレイヤーが反則になった時、最初に反則になったプレイヤーが3位、後から反則になったプレイヤーが4位となるためです。

特に、初手でババが2枚のケースでは元々不利なので、1枚だけ他人に押し付けて自爆するルートも視野に入れていきましょう。


3位でもマイナスとはなりますが、-20(3位)と-50(最下位)では大きな差があります。とにかく最下位を回避しましょう。


 ババを押し付けられないためには?

そうはいっても、敵は容赦なくババを押し付けてきます。

おそらく、慣れるまでは手札がババだらけになってしまい、逆に最下位が増えてしまうと思います。


ババを回避するためには、通常の七並べとは逆に、極力カードを止めないことが重要になります。

なぜなら、ババはカードを止めているプレイヤーに対してカードを出させると同時にババを押し付けるものですから、カードを止めていないプレイヤーがババを貰う道理はないわけです。


なので、まずは止めたいカードほど先に出すようにしてみましょう。

以下のような判断基準になります。


↑出したい

2とQ

3とJ

続きを持っていないカード(♡5以下が1枚もない時の♡6など)

続きのカードを持っているカード(♡2がある時の♡6など)

AとK

♡10、♡Jなど階段になっているカード

↓出したくない


まず、端のカードは続きのカードがない、あるいは少ないため相手の選択肢を増やしにくく、優先して出したいカードです。

しかも、それは相手にも言えることなので、ババを使って出してくる可能性は高くなります。

よって、2とQ、3とJは最優先で出すべきです。


ただし、AとKは続きのカードがないため決してババを使われることがありません。むしろババ回避の観点からは残すべきカードになります。(QKを両方持っている時のQなども実質これと同じです)。


さらに、自分が続きを持っていないカードというのは、裏を返せば敵プレイヤーは続きを持っており、止められたくないことになります。よって、ババを使われる可能性は高いです。


最後に、階段となっているカードです。

例えば♡10、♡Jを両方持っていた場合、これを両方止めると、絶対にババを使われることはありません


なぜならば、ババは止められているカードの1枚先のカードを持っていなければ使えないからです。

この例で言うと、♡10を出させたいなら♡Jとババをセットで出さなければいけません。なのにその♡Jを自分で持っているわけですから誰にもババを使えないのです。

私はこれを個人的に「階段止め」「ダブルストップ」などと呼んでいます。


しかし、この階段止めには弱点もあります。

それは、いざ階段止めを解除しようとすると、ババを使われるリスクを生んでしまうことです。


例えば、今の例では、♡10を出してから♡Jを出すまでの1巡の間、敵はババと♡Qをセット出しすることができてしまいます。

こうなるとババを押し付けられることになります。


そのため、階段止めを解除せざるをえない場合、他の手札と相談してババ処理が難しそうなら抱えたまま自爆するのが正解というケースもあります。この判断については、後ほど解説します。


この項で解説してきたように、ババを押しつけられないためには人が欲しがるカードを敢えて出す必要があります。

しかし、止めつつもババを出されない方法も2つだけあります。

一つは先ほど説明した階段止め。もう一つは、私が安全止めと個人的に呼んでいる方法です。


安全止めは、誰かがドボンした後にのみ成立します。

階段止めと原理的には同じなので再掲しますが、階段止めの原理は次のようになります。


「例えば♡10、♡Jを自分で持っているとして、相手は♡10を出させたいなら♡Jとババをセットで出さなければならない。なのにその♡Jを自分で持っているから、相手はババを出せない」


安全止めは、これをドボン者が吐き出した手札で行います。

例えば、♡Jをドボン者が持っていたため場に公開されているとします。

この時、♡10を止めてもババを出されることはありません。なぜならば、


「相手は♡10を出させたいなら♡Jとババをセットで出さなければならない。なのにその♡Jはドボンした人が持っているから、誰もババを出せない」のです。


基本的には、これらの戦術を駆使して、なるべくババを押し付けて戦うことになります。

なお、すでにババを持っている場合は判断が難しくなります。

比較的ババを使われやすいカードを持っている場合、ババを消費してもまた戻ってきてしまう可能性が高いので、先にそれらのカードを消費するといいでしょう。

基本的には端に近いカードほどババを使われやすいです。


 自爆の基準

いくらババを押し付けても、必ず勝てるとは限りません。勝ちが難しい状況では、自爆も視野に入れましょう。

自爆は、以下の判断基準から総合的に判断して行います。


・ババを処理しやすい手札か?

・ババを押し付けられづらい手札か?

・このまま続ければ勝てそうな手札か?


この中でも特に重要なのが前者2つです。

一つずつ見ていきましょう。


ババを処理しやすい手札か?

これは、今まで解説してきたババの使い方を考えれば分かりやすいです。

ババは1個飛ばしのカードを持っていないと使えません

例えば、♡5が場にある時、♡3とババをセットで出すといった形です。


裏を返せば、♡5が場にあり、♡4を止められている状況なら、仮にババを貰ってもすぐ消費できるということになります。

このような1個飛ばしのカードが多ければ多いほど、ババを貰っても立て直せる状況となります。こういうときは、なるべく自爆しない方がいいでしょう。


ただし、いくらババを貰っても、それを使うまでの間に止められていたカードが出されてしまうとババを使えません。

例えば、♡Aを持っており、場には♡3があったとします。

この状況であれば♡Aとババをセットで出せます。


しかし、2はそもそも端のカードであり優先度が高いので、先に♡2を出されてしまうかもしれません。そうなるとババは消費できませんから、こうした端の一個飛ばしはあまり当てにしないほうが良いです。

逆に、この状況でババと♡Aをすでに持っているなら、♡2を出される前に急いで使ってしまうといいでしょう。


・ババを押し付けられづらい手札か?

先ほどの項で解説した基準に照らし合わせてみて、早々に消費してしまいたいカードがどれくらいあるかで考えてみましょう。

1ターンに1枚しか手札は減らせませんから、ババを使われそうなカードが多数手札にある状態ではどう頑張ってもババを貰ってしまう可能性が高いです。


なので、ババを処理しづらい割にババを使われそうなカードばかりという手札なのであれば、ババをもらう前にさっさと自爆した方が安全です。


・このまま続ければ勝てそうな手札か?

単純に手札がいいか悪いかも判断材料となります。

例えば、♡A〜♡3までを固めて持っており、かつ♡4〜♡6は持っていないとします。この手札、強いでしょうか?弱いでしょうか?


答えは、弱いです。

「いや、端のカードは続きのカードがなくてババを使えず、しかも出しても相手の選択肢を増やさないから強いんじゃないの?」と思った方もいるかもしれません。

確かに、ここまでの内容ではそうなります。しかし、ここでは相手の立場で考えてみてください。


AIは、わざとカードを止めずにババを回避すると言った行動はしません。ですから、♡A〜♡3をあなたが押さえている以上、♡4を出すわけがないのです。それどころか、♡5や♡6も出てこない可能性が高いでしょう。これではババも使えません。


何もこれは、AIがあなたの手札をのぞいているというわけではありません。

AIは続きを持っているカードを優先して出すので、♡A〜♡3をあなたが持っている、すなわち続きのないカードは止められてしまうのです。


AI3人とも「♡A〜♡3を持っている人がいる」ことは知らないが、「少なくとも自分は持っていないから止めておいていい」と考えるということです。

このように、端を固めて持っていたり、AKだけをポツンと持っているような手札は上がりにくいです。


ただ、粘っているうちに誰かがドボンしてくれたらドボン者の手札で状況が打開される可能性はありますし、少なくとも1ドボン1反則で2位以上は確定します。

ですから、この判断基準は参考程度にして、ババを処理できるか、そもそも押し付けられやすい手札かで判断しましょう。勝ち目の薄い手札でも、ババをもらわずにゲームを続けられるなら粘り得ですからね。


 ​実際の例

色々と説明してきましたが、説明だけではピンと来ないと思います。ここでは、例を出して流れを説明します。




例えばこの初手。

ババは持っていないので、即自爆することもできる状況です。

まずは先ほどの3つの判断基準に照らし合わせてみましょう。


ババを処理しやすい手札か?

♡8を出されない限り、♡9でババを処理できます。

仮に出されたとしても♡9を出してから♡Jでババを出せば処理できそうな手札です。

1回くらいはババが来ても問題なさそうですが、多くても2回が限度で、なるべくババを拒否したい手札ではあります。


・ババを押し付けられづらい手札か?

今出せるカードは、♤6、♤8、♧6。♧6は♧5と合わせて持っていることから階段止めの形になっていますから、ババを使われる可能性はありません。


また、♤6に関しても、♤A、♤2を併せて持っていることから、AIにとって出させるメリットは若干少なめで、ババを食らいにくそうです。


よって、♤8を出せばババはもらいにくい手札と言えるでしょう。

総合的に判断して、ババをもらいにくく、もらってもフォローが効く手札といえます。


・このまま続ければ勝てそうな手札か?

微妙ですね。

♤A、♤2、♡A、♡2、♤Q、♢Kなどが孤立気味なのが気がかりです。


ババは処理できそうなので即自爆ではなく粘るべきですが、1位は難しいかもしれません。場合によっては自爆も視野でしょう。




このあとしばらくゲームが続き、手札はこのようになりました。

♧6の階段止めを解除するか自爆するかという状態です。

ここで自爆するかどうかの判断は結構難しいところです。


♤A〜♤2、♡A〜♡2を完全に止められてしまっており、かなり苦しい盤面です。

さらに、ここで階段止めを解除すればババをもらうリスクもあります。


ただ、まだ♡9を使ってババを処理できる状態ではあるので、ここでは続行を選びます。



続行した結果、運良くババは回って来ず、ジョンソンがドボンしてくれました。
ちなみにこの♧5はジョンソンの吐き出した♧4があるため安全止めの形になっています(今回は他に出せるカードがないので出しますが)。


この後、♧5以降出せるカードがなくジョンソンに続いてドボンとなりましたが、ミラーが反則となり繰り上げ2位となります。

今回はたまたまミラーが2枚ともババを持っていましたが、うまく1枚ずつばらければデイビスも反則になり1位もあり得る状況でした。


このように、このルールでは慎重に立ち回れば最下位をほぼ確実に回避でき、1位や2位も十分に狙えます。

ちなみに、他にも例が見たいという方のために後ほど他のパターン(ババ持ちからスタートしたパターンなど)も他の記事で紹介する予定です。


 まとめ

再掲となりますが、最後にこの記事の内容を簡単にまとめます。


人間有利なルールに設定しよう

ごく一般的なルールではAIに勝ち続けることは難しいです。

「パス0回、ジョーカー2枚(セット出し)、受け渡しあり(強制)、ジョーカー上がり禁止、AKリンク/トンネルなし

このルールでAIの穴をついていきます。


・最下位を回避せよ!

S+では、レート変動がプレイヤー不利になっており、特に最下位では-50と、1位2回分のマイナスを受けます。


そこで、ルールを利用して最下位だけは絶対に回避する動きをしましょう。

このルールではババが受け渡され続けるため、誰かが必ずババ上がりの反則を受けることになります。

ババ上がり、もしくはババを持ったままドボンしたプレイヤーは反則負けで強制的に最下位となるため、不利な状況ならババがないうちに自爆してしまえば3位以上は確定となります。


さらに、ババが処理できないとしてもまだチャンスはあります。

2人のプレイヤーが反則になった場合、後から反則になった方が最下位になります。

つまり、先にババ1枚を抱えて自爆してしまえば、後から誰かがもう1枚で反則となってくれるため自分は最下位にならないわけです。


ババを押し付けられないためには?

ババは誰かが止めているカードを使わせるものです。

なので、敢えてカードを止めずに出すことでババを回避できます。

端のカードほどババを使われやすいので、さっさと出してしまいましょう。


また、ババは1つ飛ばしのカードを持っていない限り出せません。

例えば、♡4を出させるためには♡3を持っている必要があります。

なので、♡3と♡4を合わせて止める、つまり階段の形で2枚止めればババを使われることはありません。


同様に、ドボンしたプレイヤーが♡3を持っていたなら、♡4を止めてもババを使われることはありません。この止め方もうまく活用していきましょう。


・自爆の基準

このルールでは、分が悪い試合では自爆して最下位を回避する必要があります。

その判断基準をまとめます。


・ババを処理しやすい手札か?

ババを処理できる「一つ飛ばしのカード」が手札に多ければ多いほど、安全です。余裕があれば自爆せず粘っていきましょう。


・ババを押し付けられづらい手札か?

止めているカードがなければ、ババを押し付けられることはありません。出せるカードが多い手札ほどババを使われるリスクは高いでしょう。

ババを処理しにくい手札にもかかわらずババを使われやすい手札なら、自爆を検討します。


・このまま続ければ勝てそうな手札か?

端のカードが孤立している手札ほど、勝てる見込みが薄くなります。

ただし、粘って誰かが先にドボンしてくれれば反則と合わせて2位以上は確定するので、手札が悪くてもババを回避できるなら粘ってもいいです。


今回の記事はここまでになります。

長い記事でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

この記事を読んでくださったあなたがS+999に到達できることを祈っています。


ちなみに、敢えて「ババを回避することが最優先」という流れで話を進めてきましたが、慣れてきたらこのセオリーを敢えて破ってもいいです。


ババは最終的に処理できさえすれば、相手が止めているカードを出させられる便利なカードです。

自分の手札と相談して、むしろババが欲しいというような手札なら、先に階段止めを解除する、AやKを先に出すと言った手順で進めるのもアリです。


かなり変則的なルールではありますが、このように臨機応変な対応ができるようになると奥が深く、面白いルールでもあります。

S+999に辿り着く頃には、あなたもこのルールにハマっているかもしれません。