「Jエドガー」
きっかけは、給油中のGSで観た王様のブランチ
またまたディカプリオさん1人の男の人生を演じるのか。監督はクリントイーストウッドだって。
ふーん観てみようかなと。
そうですね。話の内容は、、
うーん。
日本に置き換えると、
ナベツネ(ディカプリオ)が、いかに読売新聞社グループのドンになっていくかの話。
ドンになるために、様々な改革に強引な手腕、盗聴に脅し、自己中心的な嘘にでっち上げを巧く宣伝効果として作り上げていき、徐々に地位を不動のもとしていく。
そこに、後々親密な関係になっていくミスター長嶋茂雄(アーミーハマー)が現れ、ナベツネが潜在的に持っていたゲイ心に火が付き、女装をしてミスターとホモの関係になっていったり。
またナベツネは大のマザコンでもあり、母と共に一緒に暮らし、母が亡くなった時は、母の着ていた衣装を身につけ看取ったりと。
そんなマザコンとゲイという性質を持ちながらも、読売新聞社のドンとして君臨し続けるナベツネ一代記。
そんな話でしょうかね。
こう書いてみるとパッと見面白そうなんだけど。
自分の左隣の人は寝息をたててたし、右隣の相方はいびきをかいていた。
そんな自分もどうにもこうにもお尻が痛くなり、上映中何度も何度もケツポジションを修正。
おまけにお堅い話で肩は凝るわで、上映時間の2時間18分は正直しんどい。
ナベツネがいかに悪事・自分に都合が良い嘘をついてきたかっていう話も、ラストでミスターから言われたところで、そんなことは百も承知。
そんな解りきったドンデン返し的なのは当然面白くないし、
若いナベツネに年老いたナベツネ・若いミスターに年老いたミスターと場面場面によって次々出てくるんだけど、その特殊メイクがなんともチープ過ぎる。
特にミスターのほうは酷い。
とはいえ、良かった点を挙げるならディカプリオさんの熱演ぶり。
今回ナベツネを演じたいがために、ギャラ90%カットしたって話。
その辺の熱演は伝わってはきた。
元々ディカプリオさんがマザコンだから、どうしてもこの役を演じたかったのかもしれませんが。。。ね