あんまりじっくり時間がつくれないんで、なかなかDVDのほうもごぶさた
近所のツタヤで土日100セール期間中に、3本借りて夜中一気に観てみる。
基本洋画寄りなんだけど、ココ最近の体力的にも気軽に観れる邦画を3本チョイス。
「アウトレイジ」
個人的には好きです。
ヤクザ映画は興味無くって全く観ないんだけど。
観てて楽しくは無いがそれなりに面白く観れた。
独特のしきたりの中での様々な騙し合い、緊張感。
残虐シーンも多数あるけど、前置きの長さと余韻の残る感じがいい。
細部にこだわるのはタランティーノ的。
意外って言えば意外の豪華な出演陣には目を惹く。今までだったらこんなキャスト使わないだろうなって言うぐらいに豪華。そこが一番目についた。
はじまり方がカッコ良いね。
「漫才ギャング」
品川の映画監督気取りが気に食わなかったんで、一体アイツの映画ってどんなもんなのか?ってな感じで観てみる。
話は面白いです。
撮り方が嫌味な感あり。なんか変にカッコいい感じにしちゃってて、観にくい。
映画内での漫才が、普段TVバラエティーを観ている感じがするぐらいに笑えて面白い。会話自体が=漫才ってのにも良さを感じた。
ほぼ出演者が吉本芸人なんで、上地雄輔は置いといて佐藤隆太の良さが引き立つ。あと新井浩文って知らないけど目立つ。
人情話も折り込んでくるんだけど、けっこうどうでもよい気がする。ありえない話なんだけどベタベタなんですよ。
結果、品川ヒロシ。原作だけやってりゃいいのに。
「ノルウェイの森」
あんまり本読まないんで、この本がなんでヒットしたのか知らず。
文学的になのか、おしゃれ的なのか、回顧的にか、エロ小説でヒットなのか。
その辺がよく解ってないんで、この話の良さがよく解らず。
とにかく「しゃらくせぇ」話。
映像も綺麗というかなんというか。。。ナチュラル。
繰り出す会話も、本の台詞のままなのか。一方的すぎる台詞が良くも悪くも映像と一緒に観ると感情移入はできにくい。
話の世界観としては松山ケンイチ、菊地凛子っていうのはベストかな。
観終わって逆に本の方が読んではみたくはなる。
読まないけど。