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スリランカ8日目 前編

kimiです。 長いこと連載したスリランカもあと2日!

どうぞ!

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(写真 左上"ゴールのゲストハウスのおやじ" 右上"ヒッカドゥワのビーチ"
 右下"ナイスガイのガンガ" 右下"野生のウミガメ")


朝ゲストハウスのテラスに出るとでかいゴキブリ発見。すると横からカメレオンがやてきてパクッと食べた。
そんな光景が当たり前になりつつある。

支度をしてゲストハウスのおっちゃん(シンハラ語先生)にご挨拶。このおっちゃん、アニメのようなハスキーボイス。
かなり愛嬌のある人だった。ゲストハウスをでて外に出ると、なんと昨日のトンチンカンのカンがいた。
僕等を見送りに来てくれたようだ。相変わらず屈託の無い笑顔で対応してくれる。本当に心のやさしい奴だ。
「また会おうな!」と別れをつげてゴールのバスターミナルに向かった。

今日はヒッカドゥワに行く。ここはちょいと昔まで、旅人たちが最終的に辿り着くポイントで、
ヒッピー文化が残っているところ。以前はヌーディストビーチになっていたみたい。
今もまだトップレスがいるのでは!?という期待をもって(?)ヒッカドゥワに向かうことにした。
なんとかヒッカドゥワ行きのバスを見つけて乗り込んだ。この時すでに片言のシンハラ語を使いこなす僕等は
すぐに現地人にかこまれ、談笑しながらヒッカドゥワに向かった。1時間ほどで到着。

とりあえずガイドブックに載っていたゲストハウスに行こうとトゥクトゥクをつかまえて乗り込んだ。
が、この運転手、ゲストハウスを通り過ぎてどっかに行こうとするもんだから「おい!お前!どこにいくんだよ!」
みたいにちょっと怒り気味で言った。それがたまたま3人同時に言ったものだからこの運転手軽くびびって「ごめんよ。ごめんよ。」と
ちょっとおびえながら謝っていた。ちょっとかわいそうだったな・・。それからゲストハウスに入り値段交渉。

ここのオーナーは親日家で日本語も話す。かなり紳士的なイメージだ。3人一部屋で一人500円だったのでここに決めた。
部屋のベランダからはヒッカドゥワのビーチが一望できる。

腹減ったので食堂で飯を食うことにした。HRGはキャンディでウンコ臭ライスを食ってからフライドライスが
トラウマになているようだったが、ここで勇気をだしてリベンジを挑んだ。
そしたらここのは超うまい。まじでうまい。びびった。
でもHRGは米を食う前には必ず匂いをかぐ習慣がついていた。

腹ごしらえをおえて、せっかくなのでシュノーケリングでもやることにした。ポイントまで船で運んでくれる。
この船の運転手がガンガというやつ。でべそがいかしたナイスガイである。ポイントにつくとガンガが海に飛び込んだので後に続いた。
魚超いる。見たこと無い魚ばかり。まじ超いる。ガンガにパンをもらって手にもっているとすげー寄ってくる。

AMG、ガンガとともに「すげーなーすげーなー」と感動していると、ふときがついた。HRGがいない。
「そうだ・・あいつ泳げない・・。」船の方をみるとHRGは船の上でボケ-ッと遠くをみている。HRG泳げないの忘れてた・・・。
1時間くらい潜ってつかれたので船に戻った。

キミ「HRGもぐったの?」
HRG「ああ、船の周りをくるくるもぐったよ。魚みれたよ・・・」
キミ「でも泳げないのになんで行こうかと思ったの?」
HRG「いや、なんとなく泳げそうな気がしたんだよね・・でもそんなこと無かったみたい・・・」

なんと!泳げそうな気がした。とか言っている。気持ちで泳ごうとしたみたい。恐るべしHRG
岸までの帰りの船の中様子。

AMG「いやーすごかったね。あんなに見れるとはね。」
キミ「ほんとほんと。あんなでかいのまで見れるとはね。」
HRG「そうそうかなりいっぱいいたね。」
AMG、キミ「・・・・・・・・」

キミ「しっかしあの海底にいた貝はなんだろうね。」
AMG「そうそうあれね。見たことないね。」
HRG「だよな!」
ANMG、キミ「・・・・・・・・」

そんな感じで岸に近づこうとしたところガンガが「look!」と叫んだ。指差す方向をみるとなんと間近にウミガメがいる。
でかい・・・超でかい・・昨日、ゴールでは遠くから見ることができたが、まさかこんな近くで見れるとは・・・。
もう手を伸ばせば触れるくらいの距離です。これには興奮しました。ガンガに「いつも見れるのか?」ときくと
「いや、めったにみれないよ。お前等はラッキーだ!」と言っていた。自然の贈り物またしてもGETです。

興奮さめやらぬ僕等は船から降りると一旦部屋に戻り着替えて町の探検にでかけることにしました。
(8日目 前編完 後編に続く)

スリランカ7日目 後編

kimiです

スリランカ7日目後編です

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(写真 左上"ゴールの街" 右上"砦の上で子供に手をひかれるA氏"
  左下"スリランカン3人組トン・チン・カン" 右下"トンチンカンと夜遅くまで騒ぎました。")


サトパーさんを見送った3人はゴール(世界遺産)の街を探検する事にしました。
ここは植民地時代にポルトガルだかが街自体を砦にしたものです。

街は、はっきり言って臭い。排気ガスと生物の匂いが立ち込める。
洋服屋に入るとまたしてもクリケットユニホームを発見。買ってしまった。おそらく一人5,6枚は持っていると思う。
はっきり言って1チーム分ある。

それから小さなスーパーに入り、紅茶を購入する事に。ここで初めて紅茶の値段を見たのですが、
ビックリです。先日マチャンから買ったような3000円とかいう紅茶なんてありません。大体300gで100円とかであります。

AMG、HRGは「昨日買った紅茶はきっと高いやつなんだよ・・・」と言い張ってましたが。

5,6種類の紅茶を買ってお店を後にしました。ぶらぶら歩いていても、ゴールは小さい町なのですぐに全部まわれてしまいます。
一旦港(ゲストハウスは港近く)に戻る事にしました。

この港はカップル達のデートスポットらしく、カップルがいっぱいいます。スリランカの恋人たちはいちゃつく時用に傘を
持ち歩いています。ベンチに座り、傘をさしていちゃいちゃするのです。人前では恥ずかしいという思いがあるのでしょう。
カップルウォッチングにも飽き、歩きつかれたので、一度宿に戻って夕方になるまで休憩しました。

夕方になり、インド洋に沈む夕日を見に行こう!ということで再び港に出ました。3人で港を歩いていると、
向こうから3人のスリランカン若者が歩いてきます。

「へい!外人!何してんの?」みたいなノリで話し掛けてきました。
そしたらそいつらめちゃめちゃフランクなやつらで、俺等が「夕日を見に来たんだ」というと、
「ならばそれまで座って話そうよ」という感じで、おしゃべりしました。

はっきり言って町の不良です。でもすごく素朴な不良です。そいつらの話によると、海ガメが見れるそうな。

僕が「まじ?今日見ることできる?」と聞くと「ノンノン。それは自然の贈り物だから俺には分からない・・・」
というのです。"ネイチャーズギフト"その言い回しがえらく気に入りました。

日没まじかになると雲がかかりだして夕日がさえぎられてしまいました。それを見たあんちゃん達は
「ファック!ファック!」と繰り返しました。おそらく僕等外国人に自慢の夕日を見せたかったのでしょう。

すると一人のネイティブが突然「LOOK!!」と叫びました。どうやら海ガメが顔を出したようです。
「まじまじ?」とちょっと興奮気味の日本人。ネイティブは「ほらまたでた!」とよく見えるようですが、
僕等にはわかりません。10分くらいどこかなーと探していると、ひょこっと波の間から顔をだす海がめを見ることができました。
それを見たぼくらが「いたーー!」と叫び、「よかったなー」とネイティブも喜んでいました。

自然の贈り物GETです。

そしたら、その若者たち「夜に隣町でディスコパーティーがあるんだけどいかないかい?」
と僕等を誘ってくれました。「行きたい」というと「ならばあそこの木下に9時に待ち合わせね」という。
9時までだいぶ時間があったので僕等は一度宿に戻りました。

僕はゲストハウスのおじいちゃんにしばらくシンハラ語を教わっていました。9時になり真っ暗な木下に行く
とさっきは3人だったスリランカンが10人くらいに増殖しています。ちょいとびびったがこいつ等もいいやつで、
みんなでディスコに向かいました。3人のスリランカン(トン、チン、カン仮)は僕等の横についていろいろと話をしてくれました。
帰りもチン、カンが僕等をゲストハウスまで見送ってくれました。このディスコ内でもいろいろありましたが
、省略します。本当にいい3人組に会いました。そしていい夜でした。
(7日目完 8日目に続く)

スリランカ7日目 前編

kimiです。

スリランカ7日目です。
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(写真 左上"タンガッラのバンガロー前" 右上"朝飯のサンドウィッチ"
 左下"バティック屋のおばちゃん、おじちゃん" 右下"タコをもってたつおじいちゃん")

今日はサトパーさん帰国の日です。サトパーさんの長いようで短い旅も今日で終わりです。

朝ご飯を食べに食堂に行きました。すると、男のイギリス人旅行者が食堂にいました。
胸に「フランツ」と書かれたTシャツを着ています。それを見た僕等は

一同「へい!旦那!その言葉は日本語だぜ!」
イギリス人「まじかよ!これさードイツに行った時にポールスミスでオーダーして作ったんだよねー。
      おれのお気に入り。で、ときにさー、これどういう意味なの?」

俺等「(ひそひそ話で)フランツって微妙だよな。・・・そんな言葉あったっけ?・・・・・・
   多分フレンチとかでフランス人とかっていう意味じゃないかな・・・・よしそれでいいな。」
AMG「フランス人て意味だよ(きっぱりと)」
イギリス人「・・・・・・」

相当がっかりしてました。

それから僕等はサンドウィッチを8皿頼んだんですが、運ばれてきた量にそのイギリス人「Are you hungry?」と驚いていました。
それほど凄い朝飯です。あと、言い忘れましたが、スリランカでは大体飯の後は紅茶を飲みます。さすがセイロンです。
これがまた超うまいのです。どんなに濃そうなかんじでも決して渋くなりません。

前日にAMG、HRGはキロ単位で買う事を決めたようで、マチャンに買ってきてもらうようお願いしていました。
値段は3000円と言っていました。飯をたいらげるとマチャンが紅茶1キロを持って来ました。喜んで3000円を渡すAMGとHRG。
お金をもらうマチャンの横にオーナーがやってきました。

オーナー「あだだもがでら べべ ぼぼにんだー?」
マチャン「トゥナキットゥル」
オーナー「ほほだべがーー!! ぎゃははははは(爆笑)」

というやり取りがスリランカ人同士で行われていたそうな。それを聞いていたHRGによると次のように聞こえたそうな。

オーナー「お前いくらで売ったんだ?ちゃんと軽く儲けいれたんだろうな?」
マチャン「3000円」
オーナー「なんてこった!そりゃお前ボリ過ぎだろ! ぎゃははっははは」

その後AMG、HRGは「いやいやあのお金はマチャンの小遣い込みの値段ということで・・・」と自分を納得させていました。

それから、オーナーがやってきて「お前等、もう帰っちゃうのか?もう少しゆっくりしていけばいいのに。
しっかし、お前等みたいな日本人は初めて見たよ。たまに日本人も来るけどよ、いつも本とかみててこんなに奇麗な海なのに
ちっとも遊ぼうとしないんだよ。しかも、ちょう愛想悪いし。その点お前等は海でハシャグしクレイジーだし、本当に楽しいやつらだな!
また絶対こいよ!」
と言ってくれました。

日本人のイメージをここでもしっかりと覆してきました。
そして、オーナー、マチャンとかとアドレス交換をして、別れを惜しみながら、
出発の時間となりました。本当に素晴らしい場所でした。

車で僕等はゴールという町までサトパーさんは空港までというルートで送ってもらう事になりました。そんな、車内での一こま

サトパーさん「今日さあ、目がさめたら、思い切り蚊帳から外れてんだよ。HRGだけがしっかり蚊帳の中にいてさ、
    しかも気持ちよさそうに寝てやんの。まじでこれにはHRGの腹黒さを垣間見たね」
HRG「いやいや、きづいたらサトパーさんが勝手にでてたんじゃないですかー別に独り占めしてないですよー。」
キミ、AMG「これぞまさに”蚊帳の外”ですね。はははははは」
サトパーさん「でたな!お前等本当に腹黒いな!」

と楽しい感じでゴールにむけて出発です。

途中、島がホテルというハーレムホテルや、なぜかタコを持って道路に立っているおやじ、
民族工芸品パティックのお店を経由してゴールに到着しました。食事(しつこいようですがカレーです)をして、
300円くらいのゲストハウスを見つけてから、サトパーさんとは惜別の別れです。しかし、お別れはかなりあっけないものでした。
車の運転手はそそくさと車を走らせて言ってしまいました。無事に帰国してくださいサトパーさん・・・・ 
数々の伝説をありがとうございました・・。
(7日目 前編完 後編に続く)