こんにちは。社労士の花輪くんです。

 

6月になり、あじさいが咲いています。

 

最近、仕事上の相談内容が難しくなってきました。

 

法的な知識の確認や手続きの確認ではなく、複数の法律が絡む内容の扱いやいわゆるグレーゾーンの判断です。

 

法改正が一段落したためか、ネット情報には書かれていないような内容の相談が増えているような気がします。

 

複数の法律が絡む内容の場合は、特定社労士の知識を活用して、権利義務関係を解きほぐします。

 

その上で、問題の場面では、どの権利・どの義務が一番優先されそうかを判断するとよさそうです。

 

つまり、その義務を守らないとリスクが大きくなりそうだと判断できるからです。

 

一方、グレーゾーンは厄介です。

 

例えば、「社会通念上相当」なのはどこまででありどこからが「相当でない」かは、複数の裁判例を確認する方法しか思いつきません。

 

また、ある業種のフリーランスの労働者性が問題になっているように、グレーゾーンの働き方も生まれています。

 

そのため、参考書を読んだり、セミナーを聞くことになります。

 

世の中でもグレーゾーンの問題は増えているようであり、グレーゾーンについての解説本が発行されたり、無料のセミナーが開催されています。

 

グレーゾーンはこれからもなくならないのでしょうが、都度しっかりと向き合う必要がありそうです。