転機 [窮苦あればこそ]
名を成すは、
常に窮苦の日に在りて、
事を腐らず多く得志の時に在る。
原文とは多少異なる様ですが、毎年、年が変わるのを機に、かみ締めることとしているものです。
「成功とは順風満帆の中から生まれるのではなく、そうではないところから手がかりとなる何かを見出し、精進することで得ることが出来る。」と私也に解釈しています。
以前に、マラソンの高橋尚子さんの座右の銘
「何も咲かない寒い日は、下へ下へと根を伸ばせ。やがて大きな花が咲く。」
を綴っていますが、相通ずるところがあます。
成長とは、ワンランク上の刺激があって促されると言います。
苦しいこと、辛いことに押しつぶされず、跳ね返そうと精進し、結果、跳ね返すことで成長できるのだと思います。
今年も、元旦である今日、今の自分の苦しさに嘆くよりも、自分を成長させるための試練であると前向きに置き換えで行こうと考えております。
私は、絶対に窮苦から逃げ出さない。自分自身で窮苦を打開すべく挑み続けたい。