●しきり
★しきり 【仕切り】
(1)しきること。へだてを設けること。また、そのへだて。
「部屋の―」
(2)取引・帳簿などをある時点で区切って締めること。決算すること。
(3)相撲で、土俵上の両力士が互いに呼吸を合わせながら立ち合いの身構えをすること。
(4)取引所を通さないで、証券業者が顧客と株の売買を行うこと。現在は禁止されている。仕切り売買。
(5)「仕切り金」の略。
「親父が塩梅(あんべい)が悪りいので、手前往つて―を取つて来うと云ふので/塩原多助一代記(円朝)」
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・しきり 【陣】
〔動詞「頻(しき)る」の連用形から〕出産間際の間隔の短い陣痛(じんつう)。
「―はくれども取あげ婆の約束もなく/浮世草子・置土産 3」
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・しきり 【頻り】
(形動)[文]ナリ
〔動詞「頻る」の連用形から〕短期間に同じことが何度も繰り返し起こるさま。引き続いて起こるさま。
「催促が―だ」「御使―なれど聞き入るる人もなし/栄花(衣の珠)」

★仕切り、仕切る(しきり、しきる) 商品先物取引用語集 http://www.weblio.jp/cat/business/shskm
売り建玉を買い戻し、買い建玉を転売して決済することをいいます。

★仕切(しき)り   隠語大辞典
読み方:しきり
  妓の長時間に亙る割引販売制度。〔京阪地方〕
分類  花柳界/京阪地方


★「仕切り」に似た言葉 »  間仕切り ついたて 境 隔壁 ボード

★まじきり 【間仕切り】
部屋の仕切り。壁や襖(ふすま)など。


★きょうかい 【境界】
(1)土地のさかい目。
(2)物事のさかい目。
「―領域」
→きょうがい(境界)
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・きょうがい 【境界】
〔仏〕
(1)「境(きよう)(3)」に同じ。
(2)自分の力が及ぶ範囲。
「おのれが―にあらざる物をば争ふべからず/徒然 193」
(3)報いとして得られた境遇。
「おのれらは俗塵(ぞくじん)に埋れて世渡る―ながら/おらが春」
(4)その人の置かれた状況。境涯。
「心は―によつて転じ変はる/浄瑠璃・宵庚申」
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・けいかい 【境界/経界】
さかい。しきり。きょうかい

★境界(きょうかい)  法律関連用語集 http://www.weblio.jp/cat/business/hrkyj
住環境に関わる用語
ある土地が登記されたときに、その土地の範囲を区画するものとして公法上定められた線のこと。登記法上、筆界とも呼ばれる。私法上、土地所有権の範囲を画する線という意味で用いられる場合もある。

★境界  透過電子顕微鏡基本用語集 http://www.weblio.jp/cat/engineering/tkdkb
【英】:boundary
結晶において、ある面を境に結晶方位や位相が異なっているとき、また、面を境に異なる組成や構造を持つ結晶が接する場合の面を指す。積層欠陥、双晶、反転分域、反位相、粒界、多層膜などがある。
・関連する用語
 積層欠陥
 双晶
 反転分域境界
 粒界
・説明に「境界」が含まれている用語
 デルタフリンジ
 ネール壁
 ブリルアン帯
 ブロッホ壁
 ベーテ法
 ローレンツ電子顕微鏡法
 界面
 逆位相境界
 境界
 境界条件
 転位
 反転分域境界
 粒界

★境界  住宅用語大辞典
登記された土地の地番と地番の境目のことで、一般的には自分の土地と他人の土地との境目(隣地境界)のこと。

★境界  歴史民俗用語辞典
読み方:キョウガイ
(1)仏教語。
(2)自己の勢力範囲、分限。
(3)現在の境遇。

★境界(きょうかい、きょうがい、けいかい) (Wikipedia)
事物や領域などを分ける境目のこと。分野や用法により様々な用例がある。

★境 界(きょうかい)
1.ものとものと境。疆界。極限。
2.(心理学)意識と無意識の境。識閾。margnalの訳
3.(法律)土地において、2以上の者の所有権を画する境。古くは、経界(けいかい)と読んだ[1]。(用例)境界確定判決
○↑ 鈴木芳行『明治前期福島県作成の更正地図』(引用している判決)
発音
  きょ↗-かい
関連語
  筆界 - 土地の筆間の境のこと。所有権の境界とは別。



★きょう 【境】
(1)区切られた場所。
「無人の―を行く」「斯(かか)る―にはふさはしい物語り/続風流懺法(虚子)」
(2)心の状態。
「無我の―」
(3)〔仏〕 人間の感覚器官と心の認識能力の対象。眼・耳・鼻・舌・身・意の六根それぞれによって認識される色・声(しよう)・香・味・触・法の六境。境界(きようがい)。
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・さかい 【境/▽界】
〔動詞「さかう」の連用形から〕
(1)土地と土地の区切り。境界。境目。
「国の―」「隣家との―」「―を接する三県」
(2)ものの分かれ目。境目。
「生死の―」「季節の―」
(3)場所。土地。
「それ常陸の国は、―是広大(ひろ)く/常陸風土記」
(4)(すぐれた)境地。
「二つのわざ、やうやう―に入りければ/徒然 188」
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・さかい【境】
(1)茨城県南西部、猿島(さしま)郡の町。利根川北岸にあり、明治期まで水運の要地。現在は境大橋が架かる。猿島茶の産地。
(2)群馬県南東部、佐波(さわ)郡の町。近世には日光例幣使街道の宿場町で、利根川の河港。


★境(さかい)(Wikipedia) 
あらゆる事物・空間を区切る境目のこと。境界とも言う。古くは堺・界とも表記した。


★境
出典:『Wiktionary』
発音
 音読み
  呉音 : キョウ(キャゥ)
  漢音 : ケイ(ケィ)
 訓読み
  常用漢字表内
    さかい
  常用漢字表外
    じき
・名詞
1.(きょう) 区切られた場所。
2.(きょう) 心の状態。
3.(きょう) 人間の感覚器官と心の認識能力の対象。眼・耳・鼻・舌・身・意の六根それぞれによって認識される色・声・香・味・触・法の六境。境界)。
4.0(さかい) 土地と土地の区切り。境界。境目。国境。
5.(さかい) ものの分かれ目。境目。
6.(さかい) 場所。土地。
7.(さかい) すぐれた境地。
8.(さかい) 茨城県南西部、猿島郡の町。
9.(さかい) 群馬県南東部、佐波郡の町。