●ことば
◆まいない
まひなひ 【賂】
1.お礼として物をおくること。その贈物。
2.自分の利益のため、その筋の人にひそかに物をおくること。その物。わいろ。
 
◆賂 | 漢字一字
意味. まいなう。まいない。金品を贈る。
「賂遺」「賂謝」「賄賂(ワイロ)」
・なりたち. 出典『角川新字源 改訂新版』(KADOKAWA). 形声。貝と、音符各(カク)→(ロ) とから成る。
「賂」から始まる言葉
△賂い(まいない)△賂う(まいな-う) 
 
◆まい‐ない〔まひなひ〕【▽賄/▽賂】 の解説
神への捧げ物や人に贈る金品。また、賄賂 (わいろ) をいう。
類語
        賄賂(わいろ) 袖の下(そでのした) 裏金(うらがね)
関連語
        鼻薬(はなぐすり) リベート コミッション
        贈賄(ぞうわい) 収賄(しゅうわい)
 
◆賂(マイナイ)とは何? Weblio辞書
https://www.weblio.jp › content › 賂
まい‐ない まひなひ 【賄・賂・幣】
〔名〕 捧げ贈るもの。神への捧げ物や人に贈る金品などをいう。
    また特に、賄賂(わいろ)。まいと。まいないもの。
 
◆賄賂(賂 から転送)
ウィキペディア(Wikipedia)』  https://ja.wikipedia.org/wiki/賄賂
賄賂(わいろ)、または賂(まいない)とは、主権者の代理として公権力を執行する為政者や官吏が、権力執行の裁量に情実をさしはさんでもらうことを期待する他者から、法や道徳に反する形で受ける財やサービスのこと。賄賂を受け取ることを「収賄」、贈ることを「贈賄」、両方の行為を合わせて「贈収賄」と呼ぶ。
 
◆ ぜつ‐だい【舌代】 の解説
    1 「申し上げます」の意で、あいさつや値段表などの初めに書く語。口上書き。しただい。
    2 口頭で伝える代わりに書いた、短いあいさつ。
        「一通の手紙を取り出して見せた。―として、…金兵衛にあてたものだ」〈藤村・夜明け前〉
 
◆ぜつ‐だい【舌代】
〘名〙 口上のかわりに文書に簡単に書いたもの。「申し上げます」の意で、挨拶や値段表などのはじめに書く語。口上書き。しただい。
※人情本・春色辰巳園(1833‐35)後「一所に寄添、仇吉が持し文をさし覗(のぞ)く舌代『ついちょっとやうす、きく間もなつかしききのふけふ』」
した‐だい【舌代】
〘名〙 口で言うべきところを代わりに文字で書いたものだということを示す語。「申し上げます」というほどの意で、飲食店などに掲示するあいさつや値段表の初めに書く語。口上(こうじょう)書き。口上。ぜつだい。
 
◆舌代の読み方と意味、「しただい」と「ぜつだい」正しいのは?
https://zatugaku-gimonn.com/entry4826.html
さて日常的に使われることはあまりないですが、「舌代」という言葉があります。
この舌代に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
舌代がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは舌代の読み方と意味、「しただい」と「ぜつだい」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
目次
1.舌代の正しい読み方は「しただい」「ぜつだい」?
2.舌代の意味と類義語について
3.まとめ
 
◆飲食店のメニューの最初に【舌代】と書かれているのを見...
https://www.facebook.com › Daijisen › posts › 食堂や...
2019/02/03 — 食堂や居酒屋など、飲食店のメニューの最初に【舌代】と書かれているのを見たことはありませんか? 「舌が肥える」「舌つづみを打つ」などなど、食事 ...
 
◆舌代【しただい・ぜつだい】の意味と例文(使い方) - 日本語 ...
https://hyogen.info/word/6471073
舌代【しただい・ぜつだい】とは
口で言う代わりに文書に書いたもの。飲食店などで、客に示す挨拶や値段表などの初めに記す言葉。口上書き(こうじょうがき)。
「舌」は、「口でしゃべること」を意味する。
 
◆「おとといきやがれ」の意味や使い方 Weblio辞書
相手を追い返す際に、訪ねてきたことへの強い不快感を示す語。一昨日に訪ねることは今となっては不可能であるため、二度と来ないで欲しい意思を伝えるという説や、古くに遠い日を意味した「おとつひ」が「おととい」に変化したとする説などがありはっきりとした語源は定かでない。
 
◆「おとといきやがれ」の意味と使い方|使用例3つ・作品
https://tap-biz.jp/lifestyle/word-meaning/1037216
2020/06/23
「おとといきやがれ」という啖呵を耳にしたことはありますか。冗談以外で使われたことがある人はあまりいないでしょう。本記事では「おとといきやがれ」の意味や語源をご紹介します。この言葉の正しい意味を理解し、誤って使うことのないよう心がけましょう。
目次
    「おとといきやがれ」とは
    「おとといきやがれ」の使用場面
    「おとといきやがれ」の豆知識
    「おとといきやがれ」を使った作品
 
◆一昨日来やがれ(おとといきやがれ)
http://nihongohaomosiroi.seesaa.net/article/131398152.html
いやーー好きです。
勿論、あなたも知っているでしょう。
が、、、面白い。
 
◆老若男女  ろうにゃく‐なんにょ
【老若男女】
〘名〙 老人、若者、男性、女性、すべての人。ろうじゃくだんじょ。
 
◆おと‐こ をと‥【男】
〘名〙 人間のうち、精子をつくる器官をそなえている方。
① 若々しく生命力の盛んな男子。⇔少女(おとめ)。
(イ) 青年の男。成年に達した男性。
※古事記(712)上「麗(うるは)しき壮夫(ヲトコ)に成りて出で遊行(あそ)びき〈壮夫を訓みて袁等古(ヲトコ)と云ふ〉」
※書紀(720)神代上「憙哉(あなうれしゑや)可美(うまし)少男(ヲトコ)に遇ひぬること〈少男、此をば烏等孤(ヲトコ)と云ふ〉」
(ロ) 元服して一人前となった男子。→男になす・男になる。
② 老幼に関係なく、男性。男子。⇔女(おんな)。
※万葉(8C後)二〇・四三一七「秋野には今こそ行かめもののふの乎等古(ヲトコ)女(をみな)の花にほひ見に」
※土左(935頃)発端「をとこもすなる日記といふものを、女(をむな)もしてみんとてするなり」
③ 夫婦関係、男女関係での男性。
(イ) 夫。良人。妻に対する配偶者。
※古今(905‐914)雑下・九七三・左注「昔おとこありけるをうなの、おとこ訪はずなりにければ」
(ロ) 情人。情夫。
※続春夏秋冬(1906‐07)〈河東碧梧桐選〉冬「妓は皆舸夫を情夫(ヲトコ)や小夜千鳥〈六花〉」
④ 出家していない男性。在俗の男性。
※成尋母集(1073頃)「法師なるも、おとこなるも、おとづれつとして」
⑤ 召使いの男性。下男。奉公人。
※源氏(1001‐14頃)若紫「おとこどもぞ御簾(みす)のとにありける」
※浮世草子・傾城歌三味線(1732)二「是非なく男になりまして、此東後屋(とうごや)へ料理人にありつき」
⑥ 男性としての特質。また、その特質を持った男性。
(イ) 男らしい男子。雄々しい男子。りっぱな男子。
※曾我物語(南北朝頃)五「弓矢を取るも、取らざるも、おとこと首をきざまるる程の者が」
(ロ) 男子としての面目。名誉。男子の意地。
※浄瑠璃・曾根崎心中(1703)「あいつもおとこ磨くやつ、をれが難儀(なんぎ)も知ってゐる」
(ハ) 男ぶり。男前。男子の容貌。
※浮世草子・好色一代男(1682)四「あたまつき、人に替り、男(オトコ)も勝れて、女のすくべき風(ふう)也」
⑦ 雄性のもの。おす。「男犬」「男柱」等の熟語形で用いることが多い。
⑧ 対になったもののうち、大きい、けわしいなどの性質をそなえている方。「男坂」「男山」など。
[語誌](1)「ひこ(彦)」「ひめ(姫)」などと同様、「こ」「め」を男女の対立を示す形態素として、「をとめ」に対する語として成立した。「をと」は、「をち(復)」「をつ(復)」と同語源とみられ、若、未熟を意味する。
(2)本来、若い青年男子(とりもなおさず結婚適齢期にあることを意味する)を指したが、上代からすでに「をみな(をむな・をんな)」と対の関係が成立して、年代・世代を問わず男性(一般)を指す語となった。
 
◆おんな をんな【女】
〘名〙 (「をみな(女)」の変化した語) 人間のうち、男ではない方。本来卵子をつくる器官をそなえている方。
① 年齢に関係なく、女性。婦人。女子(じょし)。おなご。め。⇔おとこ。
※竹取(9C末‐10C初)「この世の人は、男は女にあふ事をす。女は男にあふことをす」
② 特に、精神的にも肉体的にも、一人前となった女性。やさしい、しとやか、繊細など、女性の特質とされる意味を含んで使われる場合もある。
※青表紙一本源氏(1001‐14頃)玉鬘「年ごろも人知れず尋ね侍りつれば、え聞き出ででなむ女になるまで過ぎにけるを」
③ 夫に対する配偶者。妻。女房。
※虎明本狂言・石神(室町末‐近世初)「おんなのかけでいままで某は、らくらくとすぎて御ざるに、あれがいずはそれがしは何共なるまひ」
④ 情婦。愛人。妾。
※金色夜叉(1897‐98)〈尾崎紅葉〉続「其の通だ。情婦(ヲンナ)が有るのが奈何(どう)したと」
⑤ 下女。女中。〔随筆・守貞漫稿(1837‐53)〕
※浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉一「給事の婢(ヲンナ)が不慣れなので」
⑥ 遊女。女郎。淫売婦。売春婦。
※洒落本・船頭深話(1802)一「女郎の事を女女といふが此連中の通り句也」
⑦ 女性の容貌、器量。→女を上(あ)げる。
※人情本・花暦封じ文(1866頃)三「然様(さう)して女(ヲンナ)も大層美(い)いさうですから」
⑧ 雌性のもの。「女馬」
⑨ 対になったもののうち、小さい、なだらか、などの性質をそなえた方。「女坂」「女山」
[語誌](1)古代では男女の呼称を、大小を表わすオとヲでいうオキナ━オミナ、ヲグナ━ヲミナと、若返る意の動詞ヲツを構成要素とするヲトコ━ヲトメがあって、前者は年長・年少の男女を意味し、後者は結婚適齢期の男女を意味した。ところが「古事記」では同じ女性をヲトメともヲミナとも呼んでおり、「万葉‐四三一七」では「秋野には今こそ行かめもののふの乎等古(ヲトコ)乎美奈(ヲミナ)の花にほひ見に」とヲトコとヲミナが対になっているから、年少の女性の意と適齢期の女性の意が混同されて、ヲトコ━ヲミナという対が生じたらしい。そしてヲトコが男性一般をいうようになったのに伴ってヲミナも平安時代にヲンナと変化し、女性一般を指すようになった。→おみな・おうな・おとめ・おとこ。
(2)→「おなご(女子)」の語誌
 
◆じょ ヂョ【女】
[1] 〘名〙 おんな。婦人。また、女郎。
※幸若・夜討曾我(室町末‐近世初)「二人のちょはいろをみて、御盃の長持は、おさかなの所望かや。ざしきに女のありながらいざやうたひて参らせむ」
※寄想春史(1879‐80)〈織田純一郎訳〉初「花を売る女(ヂョ)は街隅に屯(ほうとん)す」 〔易経‐繋辞上〕
[2] 二十八宿の北方第三宿。水瓶座に属する四星から成る。女宿。うるきぼし。〔易林本節用集(1597)〕 〔礼記‐月令〕
[3] 〘接尾〙 女性の名前や号などに添える語。「千代女」「秋色女」など。
※幸若・築島(室町末‐近世初)「名月女と名付」
おな をな【女】
〘名〙 (「おんな(女)」の変化した語) 若い妻、娘などをさしていう。おなあ。おなご。
※大鏡(12C前)一「そこにおはするは、そのをりの女人(ヲナ)にやみてますらん」
 
◆だん【男】
〘名〙
① おとこ。男子。男性。〔易経‐繋辞上〕
② むすこ。せがれ。子息。〔易経‐説卦〕
③ わかもの。元気さかんな者。壮丁。
④ 五等爵の第五位。旧華族制度でいう。ヨーロッパの貴族の階級についても用いる。男爵。
※号外(1906)〈国木田独歩〉「『加ト男(ダン)』とは『加藤男爵』の略称」 〔礼記‐王制〕
 
◆なん【男】
〘名〙
① おとこ。おのこ。男性。だん。
※妙一本仮名書き法華経(鎌倉中)五「また、これ男(ナン)(〈注〉ヲトコ)、これ女(にょ)と分別せされ」
② 息子。せがれ。だん。
※太平記(14C後)一二「君は何の処の人、誰が家の男(ナン)にて御坐(おはします)ぞ」
 
◆おと‐こ〔をと‐〕【男】
《「おと」は、動詞「お(復)つ」と同語源で、若々しいの意。「おとめ」に対する語》

㋐人間の性別で、子を産ませる能力と器官をもつほう。男性。男子。⇔女。
㋑人以外の動植物で雄性のもの。おす。「男馬」
2 成熟した男性。子供を産ませる力を持つようになった男性。また、一人前の男子。「男になる」
3 強いとかたくましいとか、一般に1が備えていると考えられる性質をもっている人。「男たるもの初志を貫徹せよ」
4 男子としての面目、体面。また、男ぶり。「男が立つ」「男をあげる」
5 情夫。情人。愛人。「男ができる」
6 男子の奉公人。下男。「男を何人も使って商売をやる」
7 (接頭語的に名詞の上に付いて)一対のもののうち、大きいほうのもの、険しいほうのものなどを表す。「男坂」
8 (上代、少女に対して)未婚の若い男子。
「あなにやし、え—を」〈記・上〉
9 夫婦関係にある男子。夫。
「乳母なる人は、—なども無くなして」〈更級〉
10 出家していない男子。
「西行法師—なりける時」〈十訓抄・八〉
11 元服した男子。
「汝七歳にならば—になして」〈平家・二〉
12 男色。若道。
「順礼にはあらぬ—修行の君」〈浮・三代男・二〉
[類語](1㋐)、(2)(3)男性・男子・野郎・雄(特に(2)(3)の意で)男児・おのこ・壮丁・壮夫・士・ますらお・丈夫・紳士・殿方・ジェントルマン/(5)情夫・間夫・間男・紐・色男・男妾・燕・若い燕・愛人・恋人・情人・いろ・彼氏・彼・彼女・いい人・思い人・思い者・情婦・女・妾・手掛け・二号・側室・側女・愛妾・囲い者・思い者・内妻・色女・手つき・一夜妻・ボーイフレンド・ガールフレンド・ラバー・フィアンセ・ダーリン・ハニー・パートナー・アモーレ
 
◆おとめ
をとめ 【少女】

    1.
    年の若いむすめ。少女(しょうじょ)。
    2.
    まだ結婚しないむすめ。処女。