●お守り 
◆お守り - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/お守り
お守り(おまもり、御守り、御守)とは、厄除け(魔除け)、招福(開運、幸運)、加護などの人の願いを象った物品(縁起物)である。アミュレット、タリスマン、チャーム。護符、御符[1]。妊娠菌と同様、効果があるという科学的根拠があるものではないため、具体的な効能があることを表示して販売すると詐欺となる可能性がある

 
◆護符の種類・形状
さまざまな形態の護符がある。

動植物
トルコの邪視よけ、ナザール
動植物になんらかの超常的な力を見出してお守りとする。類感呪術や共感呪術、精霊崇拝、トーテミズムに共通する点がある。

スカラベ(フンコロガシ) - エジプトで太陽神になぞらえられた。
動物の骨や歯、爪。
ウサギの足 - イギリス、アメリカで1940年代から1960年代にかけて流行した。
クローバー - 四葉のクローバー・シャムロック
各種の香辛料・ハーブ - 香気や薬効から各地で邪悪なものをはらうと信じられた。
ニンニク - キリスト教における十字架と同じく吸血鬼の弱点。
トウガラシ - 日本・韓国・中国における香気や赤い色。
タイム - ヨーロッパで勇気を鼓舞すると信じられた。
ヨモギ - 東アジア各地における蓬矢や薬玉など。邪悪なものを追い払う。
馬の蹄鉄 - 欧米では魔除け、幸運のチャーム。掛ける向きによって変わる。
柊鰯 - イワシの頭とヒイラギの葉の組み合わせ。日本における鬼除け。

宝石(パワーストーン)・金属
貴石や鉱物になんらかの性質を見出し、人間はその影響を受けるとする[要出典]。

神、宗教者
神や宗教者を像として形作ったり、図画にして用いる。

仏像
梵字を書いた札など - 梵字は字そのものが仏をあらわす[要出典]。
神像
ロザリオ(クルス、十字架)
聖遺物
お札[ソースを編集]
ご利益のある文言や図画を書き記した札を持つ。

神札 - 神社の名前や祭神を書いた札。
蘇民将来 - 「蘇民将来子孫家門」と書いた札を家の門に貼り、牛頭天皇の加護を求める。
魔法陣
宗教の経典
タルチョー - 経文が書かれたチベット仏教・ボン教の祈祷旗。
マニ車

多数を作る
手間暇かけて多くの人の手を経る、あるいは多くの数をそろえる。

千人針 - 太平洋戦争中、出征する兵士に贈られた。白い布に女性が1針ずつ玉結び(玉止め。弾と掛けた願掛け。)を縫い付けたもので、腹巻とした。また、縁起をかつぐために銭貨や虎の模様を縫い付けることもあった。
千羽鶴 - 折り紙を用いて神聖な鶴の形を作り、それを千個作ることでなんらかの願掛けとする。折鶴自体は古くからあり、当初は必ずしも千個ではなかった(千は日本において「とても多い」の漠然とした意味)。

特殊に作る
お守りにする目的で作る物品のうち、実用品の外形を基本とし、材料の全部もしくは一部に特殊な材料を使ったり、本来なら
不要な装飾を施した制作物。
武器 - 戦闘や護身、狩猟のために使われた刀剣や弓矢などの武器は、慶事の縁起物や弔事の魔除けとして登場する。
お守りとしての目的でつくる物品のうち、もともとが実用品ではないもの。

ポクポン - タイに伝わる、毛糸で出来たお守りを現代風にアレンジしたもの。
クラダリング - アイルランドに伝わるラブリング。

物、言い伝え
民間伝承や土着文化のうち具現化されたもの。

ケサランパサラン - 謎の生物とされる物体である。
ココペリ (Kokopelli) -アメリカ・インディアン、ホピ族のカチナ(神・精霊)の1柱。豊穣の神(男神)。ココピラウとも。
招き猫
瓢箪
赤冨士
ビリケン
シーサー
七福神
鶴亀

言葉遊び
カエル - 無事に「帰る」の意味。
フクロウ - 不苦労(苦労しない)、福郎(幸運)。
コウモリ - 蝙蝠の「蝠」の字が「福」に通じるとされた[要出典]。
大便 - 俗称の「うんこ」と「幸運(こううん)」の語呂合わせ。

 
◆お守りをどうすれば…
2014年01月14日(火)放送
http://www.fukui-tv.co.jp/?okaeri_toukou=お守りをどうすれば
今回の天一(テンイチ):古くなったらどうすれば?
★テーマ「調べてください」
投稿ネーム:ミニ子さん(越前市・30代・女性)
古くなったお守りについて調べてください。
お守りのご利益は1年間ときいたことがあるのですが、1年過ぎたものはいただいた神社へ返納しなければいけないのでしょうか?
今までは小正月のどんど焼きでお焚き上げしてもらっていたのですが、それでも大丈夫ですか?


【調査結果】
福井県護国神社にお聞きした。
●基本的にお守りの効果は1年。古くなったものは初詣や左義長でお焚き上げしてもらうか、神社へ返す。お守りを授かった神社とは別の神社へ返しても良い。
●ただし、子供を産んだ時の安産守りや大学や高校、就職試験に受かった時の合格守りなど特別なものはずっと持っていても良い。
●返す時の注意点としては、神社で授かったお守りは神社へ、お寺で授かったお守りはお寺へ返す。
●お守りトリビアとして、お守りの単位は「体(たい)」。これはお守りが神様そのものと同じ意味合いをもつため。

◆お守りの効果が最大化する持ち方と処分方法 | 神社チャンネル
https://zinja-omairi.com/omamori/
2017/07/11 - こんにちは、北極神社の新米巫女、橋本ユリです。 あなたはお守り、好きですか? お守りは、神様とつながるための、神社からの授かりもの。 その効力を最大限生かすには、買うとき、持つとき、処分するときにいくつかポイントがあります。
 
◆役目を終えたと感じたお守りは神社へ返納しよう
神社のお守りは神社、お寺のお守りはお寺へ
「健康」「学業」「恋愛」など様々あるお守りの種類
健康
学業
恋愛
出産
金運
安全
開運
お守りを複数持つのはNGなのか
通販での購入について
お守りの効果が最大限生きる持ち方
お守りの中身は気になっても見てはいけない
忌中はお守りも身につけない

◆お守り
おまもり
護符,霊符,守札,守護札などともいう。神名,仏,菩薩,諸天,鬼神の像,あるいは種子 (しゅうじ) ,真言などを書いた札符で,これを持つものは神仏などに守護されるとしてこの名がある。種類は祈願の目的によって種々あり,火難除,盗難除,厄病除,安産の守りなどがある。所持する方法も種々あって,肌身離さず持つもの,腹中に飲み込むもの,室内に安置するもの,戸や柱に張付けるものなどがある。
 
◆護符
ごふ
amulet
将来生じるかもしれない災厄を予防するために,呪力を帯びたものとして身に着けられる小さな物。ひとたび呪力が与えられれば,普段は祈願されたり,特別視されたりすることはほとんどなく,したがってその働きは自動的であるので,しばしば呪符と区別されることがあるが,現実にはそれほど厳密な差異はみられない。先史時代から現在まですべての民族にみられるもので,爪,髪,骨,金,石,布,毛皮,紙などが護符としてよく用いられる。

◆れい‐ふ【霊符】
おふだ。
霊験あらたかなおふだ。
お守り。
護符。
 
◆守札 まもりふだの言及
【御札】より
社寺で出す守札。神符(《運歩色葉集》),御守(《神道名目類聚抄》),守札,札守などとも呼ばれる。

◆種子
しゅうじ
bīja
仏教用語。
 (1) もともとは植物の種を意味する。転じて,種が芽の原因となるように,現象を生じさせる可能性としての原因の意味で広く用いられた。
 (2) この語は,後世,インド仏教の唯識説に採用されて,その重要な概念となった。この世に存在するものは空であって実体はないが,それがあたかも存在するように成立せしめる可能力をいう。
 (3) また,密教において,それぞれの仏陀や菩薩を象徴する悉曇 (しったん) 文字をいう。この場合は「しゅじ」と読む。
 
◆しゅう‐じ【▽種子】
《〈梵〉bījaの訳》仏語。
法相宗で、人の心の主体である阿頼耶識(あらやしき)にそなわっていて、一切の現象を生じる可能性のこと。
→しゅじ(種子)

◆法相宗
ほっそうしゅう
唯識宗,応理円実宗,慈恩宗,有相宗,相宗ともいう。中国,唐の慈恩大師を宗祖とする大乗仏教の一派。中国十三宗,日本八宗,南都六宗の一つ。宗名は諸法の性相 (本質と特質) を分別,判断することに由来する。阿頼耶識を根本識とし,一切法は唯識所変であると主張する。源流はインドの弥勒の『瑜伽師地論』の唯識説に求められ,その後無着,世親などの十大論師が出た。護法の弟子戒賢から玄奘が唯識説を受けて唐に伝え,その弟子慈恩大師によって中国法相宗の成立となった。日本には白雉4 (653) 年に元興寺の道昭が入唐して,玄奘から唯識説を学んで伝えたのを初伝とする。その後南都仏教の一派として興隆し,学匠が輩出した。現在では奈良の薬師寺,興福寺,京都の清水寺などがこの宗派を継いでいる。

ほっそう‐しゅう〔ホツサウ‐〕【法相宗】
中国十三宗・日本南都六宗の一。瑜伽師地論(ゆがしじろん)・成唯識論(じょうゆいしきろん)などを根本典籍とし、万有は識すなわち心の働きによるものとして、存在するものの相を究明する宗派。玄奘(げんじょう)の弟子、基(き)が初祖。日本には白雉(はくち)4年(653)道昭が初めて伝え、平安時代まで貴族の支持を受けた。現在、奈良の興福寺・薬師寺を大本山とする。唯識宗。慈恩宗。

法相宗【ほっそうしゅう】
インドの弥勒(みろく),無著(むぢゃく),世親(せしん)に起源し,中国の玄奘(げんじょう)が伝え,日本へは653年道昭,658年智通,703年智鳳(ちほう),717年玄【ぼう】(げんぼう)によって伝えられた大乗仏教の一宗派。
→関連項目恵日寺|倶舎宗|三論宗|高田好胤|中宮寺|道昭|法性|唯識説|唯識派|頼耶縁起|類聚名義抄
 
◆阿頼耶識
あらやしき
サンスクリット語でアーラヤ・ビジュニャーナlaya-vijnaという。アーラヤは住所、ビジュニャーナは認識の意味である。仏教の瑜伽行唯識(ゆがぎょうゆいしき)学派(単に瑜伽行派または唯識学派ともいわれ、中国と日本では法相宗(ほっそうしゅう)とよばれる)のたてる根源的認識。この学派は、眼(め)、耳、鼻、舌、身、意による六認識と、アーラヤ識を自我と誤認する自己執着である末那(まな)識と、アーラヤ識との八識をたてる。前七識が表層的、意識的であるのに対し、アーラヤ識は深層心理的、無意識的な認識である。アーラヤ識は前七識とその表象、つまり自我意識、意識ある存在者、自然などのあらゆる認識表象を生み出すとともに、それらの表象の印象を自己のうちに蓄えるから、種子に例えられる。アーラヤ識は種子として刻々に変化しながら成長し、成熟すると世界のあらゆる現象を生み出し、その果実としての印象を種子として自己のなかに潜在化する。世界は外的な実在ではなく、個体の認識表象である。[梶山雄一]

◆真言
しんごん
mantra
曼怛羅と音写される。真実の言葉の意味で,呪,神呪,密呪などとも訳される。仏,菩薩の本誓やその教えのこもった秘密の言葉を示し,中国,日本でも原語のまま音写して称えられる。密教では,この真言の文字を観じる阿字観などが行じられたり,またこれを称えて罪障を滅したり,即身成仏の悟りを開く縁とすることが教えられている。なかでも「光明真言」がきわめて多く称えられている。