「縄文人」は独自進化したアジアの特異集団だった!

http://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/ichiran/20171214-OYT8T50003.html?page_no=1

 

 日本人のルーツの一つ「縄文人」は、きわめて古い時代に他のアジア人集団から分かれ、独自に進化した特異な集団だったことが、国立遺伝学研究所(静岡県三島市)の斎藤 成也 ( なるや ) 教授らのグループによる縄文人の核DNA解析の結果、わかった。現代日本人(東京周辺)は、遺伝情報の約12%を縄文人から受け継いでいることも明らかになった。縄文人とは何者なのか。日本人の成り立ちをめぐる研究の現状はどうなっているのか。『核DNA解析でたどる日本人の源流』(河出書房新社)を出版した斎藤教授に聞いた。

 

 

【日本人は日本列島で生まれた!】
いよいよ科学のメスが入ったDNA分析結果!

北京周辺や中国南部のダイ族、ベトナム人などは遺伝的に近い関係に対し、日本の三貫地貝塚の縄文人はこれらの集団から大きくかけ離れていた。
核DNAの解析結果からは、縄文人が東ユーラシアの人びとと、遺伝的に大きく異なる集団だということです。

20万年前にアフリカで誕生したホモ・サピエンスは、7万~8万年前にアフリカを離れ世界各地へと広がっていった。
最初に分かれたのは、オーストラリアのアボリジニとパプアニューギニアの人の祖先です。
その次が、縄文人の祖先だが、縄文人の祖先がどこで生まれ、どうやって日本列島にたどり着いたのか、まったくわからない。
縄文人の祖先探しが、振り出しに戻ってしまった!

 

コメント
ハプログループD1b(Y-D2)と mt-N9b ペアのみが列島に先住していた。
原日本人 単一民族。 海洋漁撈交易民 土器を考案し焼いていた。40,000年以上前から先住する。
D1b(Y-D2)が倭人と呼ばれた。。  

【ハプログループD1b(Y-D2)の分布図】
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