端午(たんご)の節句
鯉のぼり(いらかの波と) - 真理ヨシコ
http://www.youtube.com/watch?v=HCOPPFP1MI8
こいのぼり(唱歌、屋根より高い)
http://www.youtube.com/watch?v=lw1N4kRqDPY&feature=related
懐かしい唄です

端午の節句、菖蒲綱引き(兵庫県・新温泉町久谷)
http://www.youtube.com/watch?v=brfc4oLTY_Q&playnext=1&list=PLD121F0E5383CF6B1

暦を生活に取り入れて季節の節目を節供(せっく)としていた。
古くは節日(せちにち)とも言った。
その日を境に春が来たりすると季節の変わり目を楽しんでいたのではないかな。
これを神聖な行事として今に語り継がれているモノだと思う。
縄文の昔から自然を大事にしその動きを生活の一部としていたのが暦だと思う。
昔は世界中で太陽進行が有ったのでそれにつながつて居る。
争いが増えるに従い忘れ去ったり蔑ろにする国が大多数を占めているのでは無かろうか。
日本もその方向に大部分が向かつて居るのは確かである。
それでも正月から始まり七草や節分(せつぶん、または、せちぶん)や桃の節句(雛祭り)や七夕(しちせき/たなばた)や重陽(ちょうよう)(菊の節句)などが行われる。
これに各地のまつりや最近ではバレンタインデー ハロウイーン クリスマス など外国から入ってきたモノも含めて年中 何らかも行事がどこかで行われているのは確か。
あと幾つか新興宗教団体などでも行われる祭事はあるだろうし最近では何とか記念日などと称して催し物をしたりする。
今では年がら年中 そう言うモノで溢れかえっているのではないかな。
表題のモノはこの年になっても男の子だからヤハリ待ち遠しい。

◆節句(せっく)は、日本の暦の一つであり(「暦」も参照)、伝統的な年中行事を行う季節の節目(ふしめ)となる日。日本の文化・風習。節供(せっく)、古くは節日(せちにち)とも。
概要
この日には、日本の宮廷において節会と呼ばれる宴会が開かれた。年間にわたり様々な節句が存在しており、そのうちの5つを江戸時代に幕府が公的な行事・祝日として定めた。新暦では3月3日・5月5日・7月7日は同じ曜日となる。

◆ 五節句
 人日(じんじつ)
  1月7日、七草
 上巳(じょうし/じょうみ)
  3月3日、桃の節句、雛祭り
 端午(たんご)
  5月5日、菖蒲の節句
 七夕(しちせき/たなばた)
  7月7日、たなばた、星祭り、竹・笹
 重陽(ちょうよう)
  9月9日、菊の節句
◆ ことわざ
六日の菖蒲、十日の菊(むいかのあやめ、とおかのきく)
  当日までは価値があるが、その日を過ぎると一気に価値がなくなる意味。転じて、時機を逸して価値のなくなった状態を指す。例えば、クリスマスのケーキや飾り付けが12月25日を過ぎると投げ売りされる事と同様の意味合いである。


端午(たんご)は節句の一つで、現在は5月5日である。
五節句の一つであり、端午の節句とも呼ばれる。
そもそもは旧暦5月5日に祝われたが、今日の日本ではグレゴリオ暦(新暦)の5月5日に行われ、旧暦や月遅れの6月5日に少ないながら一部地域では行なわれている。
日本では端午の節句に男子の健やかな成長を祈願し各種の行事を行う風習があり、国民の祝日「こどもの日」になっている。
尚、中国語圏では現在も旧暦5月5日に行うことが一般的である。菖蒲の節句ともいう。

◆端午の意味
旧暦では午の月は5月にあたり(十二支を参照のこと)、この午の月の最初の午の日を節句として祝っていたものが、のちに5が重なるこの月の5日が端午の節句の日になったという。
「端」は物のはし、つまり「始り」という意味で、元々「端午」は月の始めの午の日のことだった。
後に、「午」は「五」に通じることから毎月5日となり、その中でも数字が重なる5月5日を「端午の節句」と呼ぶようになったともいう。
同じように、奇数の月番号と日番号が重なる3月3日、7月7日、9月9日も節句になっている(節句の項目を参照のこと)

◆ 風習とその由来
こいのぼり
江戸時代の節句の様子。左からこいのぼり、紋をあしらった幟(七宝と丁字)、鍾馗を描いた旗、吹流し。『日本の礼儀と習慣のスケッチ』より、1867年出版
五月人形の段飾り(昭和初期)
兜の飾りものこの日を端午とする風習は、紀元前3世紀の中国、楚で始まったとされる。
楚の国王の側近であった屈原は人望を集めた政治家であったが失脚し失意のうちに汨羅江に身を投げることとなる、それを知った楚の国民たちはちまきを川に投げ込み魚達が屈原の遺体を食べるのを制したのが始まりと言われている。
しかし後漢末の応劭による『風俗通義』では端午と夏至にちまき(古代には角黍と称した)を食べる習慣が記録されているが屈原との関係には一切言及されておらず、また南朝梁の宗・による『荊楚歳時記』には荊楚地方では夏至にちまきを食べるという記録が残されるのみであり、ちまきと屈原の故事は端午とは元来無関係であったと考えられる。

この他に夏殷周代の暦法で夏至であったという説、呉越民族の竜図騰崇拝に由来するという説、5月を「悪月」、5日を「悪日」とし、夏季の疾病予防に菖蒲を用いたという説も存在する。

中国での端午の記録は晋の周処による『風土記』に記録される「仲夏端午 烹鶩角麦黍」である、また『荊楚歳時記』には「五月五日… 四民並蹋百草之戯 採艾以為人 懸門戸上 以禳毒気 …是日競渡採雑薬 以五彩絲係臂 名曰辟兵 令人不病瘟 又有条達等組織雑物以相贈遺 取鴝鵒教之語」と記録があり、端午当日は野に出て薬草を摘み、色鮮やかな絹糸を肩に巻き病を避け、邪気を払う作用があると考えられた蓬で作った人形を飾り、また菖蒲を門に書け邪気を追い払うと同時に竜船の競争などが行われていた。
これは現代日本においても菖蒲や蓬を軒に吊るし、菖蒲湯(菖蒲の束を浮かべた風呂)に入る風習が残っている。

日本においては、男性が戸外に出払い、女性だけが家の中に閉じこもって、田植えの前に穢れを祓い身を清める儀式を行う五月忌み(さつきいみ)という風習があり、これが中国から伝わった端午と結び付けられた。
すなわち、端午は元々女性の節句だった。
宮中では菖蒲を髪飾りにした人々が武徳殿に集い天皇から薬玉(くすだま:薬草を丸く固めて飾りを付けたもの)を賜った。かつての貴族社会では薬玉を作りお互いに贈りあう習慣もあった。
宮中の行事については奈良時代に既にその記述が見られる。

鎌倉時代ごろから「菖蒲」が「尚武」と同じ読みであること、また菖蒲の葉が剣を形を連想させることなどから、端午は男の子の節句とされ、男の子の成長を祝い健康を祈るようになった。鎧、兜、刀、武者人形や金太郎・武蔵坊弁慶を模した五月人形などを室内の飾り段に飾り、庭前にこいのぼりを立てるのが、典型的な祝い方である。鎧兜には男子の身体を守るという意味合いが込められている。
こいのぼりをたてる風習は中国の故事にちなんでおり、男子の立身出世を祈願している(こいのぼりの項)。
典型的なこいのぼりは、5色の吹き流しと3匹(あるいはそれ以上の)こいのぼりからなる。吹き流しの5色は五行説に由来する。

端午の日にはちまきや柏餅(かしわもち)を食べる風習もある。
ちまきを食べるのは、中国戦国時代の楚の詩人屈原の命日である5月5日に彼を慕う人々が彼が身を投げた汨羅江(べきらこう)にちまきを投げ入れて供養したこと、また、屈原の亡骸を魚が食らわないよう魚のえさとしたものがちまきの由来とされる。
柏餅を食べる風習は日本独自のもので、柏は新芽が出るまで古い葉が落ちないことから「家系が絶えない」縁起物として広まっていった。
中国語圏では、現在も屈原を助けるために船を出した故事にちなみ、龍船節として手漕舟(龍船あるいはドラゴンボート)の競漕が行われる。
ヨモギ(蓬、中国語: 艾(アイ)または艾蒿(アイハオ))の束を魔よけとして戸口に飾る風習も、広く行なわれている。

なお、男の赤ん坊をもつ家庭にとっては初節句となるため、親族総出で祝われることも多い。
5月5日が祝日であり、さらに前後に祝日を伴う大型連休期間中にあるため、雛祭り以上に親族総出で祝われる。

◆ 関連する最近の話題
2005年11月、大韓民国の「江陵端午祭(朝鮮語: 강릉 단오제(강릉 단오제)、ローマ字転写: Gangneung Danoje)」がユネスコによる「人類の口承及び無形遺産の傑作」への認定を宣言された(第3回傑作宣言)。
この事を受けて、端午祭の本家である中国のマスコミをはじめとする諸団体は「韓国起源の節句として無形文化遺産登録された」などと猛反発した。

しかし、実際には「端午の起源が韓国である」との主張は傑作宣言にも一覧表にも存在せず、また『韓国は「江陵端午祭」を申請した際、「もともとは中国の行事。韓国に伝わって1500年以上が経過した」などと説明した。』とも報道されている。

実は傑作宣言の5ヶ月前に、中国国内から「湖北省で行われている自国の江陵端午祭を、韓国の江陵端午祭との共同で世界文化遺産に登録しよう」という声が上がっていたが、韓国の学界から「中国の江陵端午祭は、韓国の江陵端午祭と名前だけは同じだが、完全に違うもの」と反発されていた経緯がある。

◆ 端午や五月に関連した作品
■落語
●五月幟(ごがつのぼり)
●菖蒲売の咄(しょうぶうりのはなし)
●人形買い(にんぎょうかい)
■能
■狂言
■随筆
●枕草子「節は五月に」の段で端午の節句をほめたたえている。
■小説
●魯迅『端午の節季』1922年
■絵本
●アストリッド・リンドグレーン『やかましむらのこどもの日』偕成社 1993年
●常光徹『なぜ、おふろにしょうぶをいれるの? なぜ?どうして?たのしい行事(こどもの日)』童心社 2001年
■写真集(文・英語,子供向け)
Girls' Day/Boys' DayMinako Ishii (石井美奈子)ベス・プレス社 2007年
■映画
春香伝(韓国・2000年)監督イム・グォンテク、出演チョ・スンウ、イ・ヒョジョン
■楽曲
●背くらべ(唱歌。作詞:海野厚、作曲:中山晋平)
●鯉のぼり(唱歌。作詞者不詳、作曲:弘田龍太郎『こいのぼり』とは別の曲)
●こいのぼり(唱歌。作詞:近藤宮子、作曲者不詳)
■川柳、狂歌
●江戸っ子は五月の鯉の吹き流し、口先ばかりで腹わたは無し
■絶句
●杜甫「端午日賜衣」
  宮衣亦有名、端午被恩栄。
 (宮衣亦(きゅういま)た名有(なあ)り、端午(たんご)に恩栄(おんえい)を被(こうむ)る。)
  細葛含風軟、香羅畳雪軽。
 (細葛風(さいかつかぜ)を含(ふく)みて軟(やわ)らかに、香羅雪(こうらゆき)を畳(たた)みて軽(かる)し。)
  自天題処湿、当暑著来清。
 (天(てん)よりして題(だい)する処湿(ところしめ)り、暑(しょ)に当(あ)たりて著(つ)け来(き)たれば清(すず)し。)
  意内称長短、終身荷聖情。
 (意内長短称(いないちょうたんかな)う、終身聖情(しゅうしんせいじょう)を荷(こうむ)る。)

端午(たんご)の節句 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%AF%E5%8D%88
重陽(ちょうよう)  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8D%E9%99%BD
七草(ななくさ)   http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%83%E8%8D%89
雛祭り(ひなまつり) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%9B%E7%A5%AD%E3%82%8A
七夕(たなばた、しちせき)http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%83%E5%A4%95
日本の暦(にっぽんのこよみ)http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E6%9A%A6
元日(がんじつ)四方節(しほうせつ)http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%83%E6%97%A5

上のコウを参照して貰いたい。

日本は調べれば調べるほど奥が深い懐を示してくれる。
悠久の時の流れの中を私たちはゆったりと流されて行くことがこの国に生れた事の楽しみではないかな。

ゆったり ゆるり
中々実行は難しいけれども好きな言葉の一つである。


今日は女の子は一杯楽しんで下さい。
オンナとして生れてきた喜びを感じて。
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