拝炎抱土さんの日記

夜這いシステムは
男性は夜、好きな人の閨に向かうが、この時相手から拒否されたら相手の家族から袋叩き
うまく、事をしても相手が孕んでも相手に夜這いに行った女性が夜這いに来た男の中から最終的に結婚する相手を選ぶ
と言う、男性からしたら結構厳しいシステムです

社会システムの一環なんで正悪では計りきれない所ではありますが
けして、強姦や女性を卑下するためのものではなく
システムの主導権は女性にある事は書き留めたいところです。
個人的に嫌いなシステムでは無いですね
.

dodさんの日記から

      日本の文化とか風習というのは無残にも踏みにじられて
      まるで2chの嘘のように大勢が真顔で言うもので本当なんだろう
      と騙されてしまってる人々の多いのが現在の姿なんだと思います

      それを是正する方法はないのかという試行錯誤のひとつが
      このコミュなんです。そして、そのひとつが夜這いという日本の
      伝統的な風習なんです

      女性蔑視どころか女性を女王様のように女性の気持ちを最優先する
      地域ぐるみの制度が夜這いなんです


どういう訳か?
日本の伝統とか風習には男女の気持ちが複雑に混ざり合ってることが多いように
思います。それが今の価値観から見れば少し卑猥であったりもするのですが
それを妖艶といえるのは日本の文化のレベルの高さであり本来は日本の誇り
なのだと思います


八つ墓村という大ヒットした映画があります
あれは現在の岡山県で戦後に起こった事件で史実を基にして作られた
お話です。あの事件で犯人は、警察に取り囲まれて、遺書を残し、そして
その遺書を朗々と読み上げてライフル銃で自害して果てました

その内容というのが夜這いは悪である、日本の恥ずべき悪習である
即座にやめさせろ。夜這いが今回の劣悪な事件を招いたと取り囲んだ
警察に1時間も2時間も説教をしたといいます

あの犯人こそ夜這いの達人でした
7名か8名の村の女性を相手に日替わりで夜這いに明け暮れていたといいます

不思議にあの事件の後、日本各地に残っていた夜這いの制度が消えました
昔の日本は、ボランティアの各種の制度で地域社会が構成されていました
いまの日本のような国や自治体が責任を持つ社会制度というものがありません
でしたから人々は同じ地域の人々や血縁関係という人脈で持ちつ持たれつという
人為的な擬似社会制度の中で生活してました

そのひとつが夜這いだった訳です
各地に青年団というのが組織されていました
消防とか防犯などに活躍していたのが青年団です
もちろんお祭りとか地域対抗イベントなど青年団の組織と働きの支えが
なければ成り立たない行事などが軒並みあったようです

いまと違い村社会です
お互いの家庭事情がある種筒抜けの社会です
あの家は亭主に先立たれた後家さんが夜な夜な不自由してる・・・では、誰から
順番に声をかける?? 平安貴族の通い婚に似た風習なのだと思います
あくまで女性が許可したときに限り男は上がれるし、男は床を共にできる
ここが重要なポイントです

女性が気持ち代わりした
すると男は途端にクビなのです
女性はすぐに他の男と床を共にできるという今ではある種夢のような女性上位の
制度が日本には営々と昔から受け継がれてきました

江戸時代の古文書から不義密通は死罪とか女は三行半を書かれて追い出された
などという一文から間違った妄想が先走りして完璧な男性社会であったという
幻影が作り出されてしまい、それを元に現在の映画もドラマも漫画も書かれて
いるので騙されてしまいますが、実は、日本こそ女性が自由に性を横臥できた
国はないのではと思います

ですから夜這いというと女を欲しい男が女の家に忍び込む・・・という現在の
不法侵入&強姦というイメージで捉えられてしまいますが、実は、男を欲しい
女が男を誘い込む制度が夜這いという実態であった訳です。それを地域の
屈強な青年団が支えたということです

この夜這いで男を誘い込む女は後家さんだけだったのか?
どうも、亭主がいる女も若い男を誘い込んでいたようです
では、どのように?? この事情を探していますのでお知りの方は情報を
UPしてください

では、未婚の娘も・・・?
こうなると資料がないのです
これらは風俗史に属するものだと思います
そして風俗史こと、その時代の空気を読む鍵ですね