プレイリストから今日のモーニングナンバーを選び

 

このスピーカーで聴きながらコーヒーを飲むという生活をここ1ヶ月送ってる。

 

とってもまろみのある音色が寝起きのカラダとココロにコーヒーに入れたミルクのように溶けていく至福の時間なのよ。

 

ブログを書いてるこの今も鳴らしている。

 

本当にスッと日常にフィットしてくれる音がたまらなく好き。

 

 

 

 

 

 

 

このスピーカーは去年11月に試聴させていただいたVictorさんの『WOOD CONE EX-D6』という一体型オーディオ。

 

詳しくはこちらを見ていただけたら分かります。

 

 

https://www.victor.jp/audio/woodcone/ex-d6/index.html

 

 

 

 

 

 

 

 

 

が!!!

 

ここには書いていない実際に開発者の方とお話させていただいてめちゃめちゃ面白くてとっても感動したことをココに書けたらなと思います!!

 

 

 

 

 

 

このスピーカーの最高に美味しいところはやはり『WOOD CONE』ね。

 

とんがりコーンではなくウッドコーンね。

 

WOOD CONEとはココのこと。

 

 

たいていの場合このコーンと呼ばれる振動板はパルプやプラスチック、金属、カーボンなんかで出来ていることが多いんだけど

 

Victorさんはもう17年もこのWOOD CONEにこだわり続けているんですって。

 

なぜならば

 

 

楽器のような美しい響きを再現したいという情熱が燃えに燃えているから!

 

 

ヴァイオリンやギターのように木によって鳴り方が左右される繊細さをスピーカーに取り入れているんです。

 

スゴいところに挑戦してるよねぇ。。。

 

もう、カッコいいっ!!!!!

 

 

 

 

 

しかしながらこれは天然の木材。

 

このカタチを生み出すまでにはものすごい数のトライ&エラーを経てきたそう。

 

ただ切り出した木をこのカタチにしようとしたら割れちゃいますよね。パキッと。

 

この木をどうしたらあの円錐のカタチに加工できるのか。。。ひたすら実験したそうなんです。

 

しかし出来ない。。。

 

そんな行き詰まっていたある日

 

お酒大好きな開発者の方が行きつけの飲み屋に行ったときに出てきた「スルメイカ」がとてもふっくら柔らかかったそうなんです。

 

普通に齧ったら前歯持ってかれそうになるくらい超ハードなスルメイカがなんであんなに柔らかいのか。。。

 

それでお店の人に聞いたそうなんです。なんで柔らかいのか。

 

そしたらこんな答えが返ってきた。

 

 

 

 

日本酒に漬けているから

 

 

 

 

「!!!!!!!!!!!!!」

 

となった開発者の方なんとなんと!

 

木を日本酒に漬けちゃった!!!

 

なんて素直な人なの!!!!!

 

 

 

 

 

しかーし!

 

本当に本当にこれが功を奏しちゃう。

 

出来ちゃうんです!!

 

WOOD CONEが!!!!!

 

 

 

 

 

日本酒の成分が木を保湿して

 

熱を入れてカタチを作るときにも

 

水分が抜けすぎず柔らかいまま加工出来たそうなんですよね。

 

スゴいよね。。。どこに成功のヒントが転がってるか本当に分からない!!

 

今もなお日本酒を使っていて

 

プレス工場には日本酒の甘い良い香りが漂っているんだってさ

 

このカタチを生み出すことに成功した後

 

今度はいかに木の響きを損なわずに温度や湿度の変化に耐えられるか

 

いろんな薬品を試しに試し

 

木の響きとWOOD CONEの形状維持が保たれるギリギリを探り出したんですって!

 

WOOD CONE、マヂで恐るべし。

 

 

 

 

 

 

そしてもうひとつの美味しいところは一体型でありながらも広がりのある音であるということ。

 

実際にスピーカー部分の断面図を見せてもらった。

 

 

それがこちら。(JVCKENWOOD HPより)

 

正直ね、サランラップの芯と適当に切った木が無造作に置いてある、みたいな印象だったの。

 

これ部屋だったら

 

「もぉーちゃんと片付けなさいっ!!!」

 

って怒られそうなレベル。

 

 

 

 

 

しかーーーし!!!

 

このすべてに意味があった!!!(当たり前だ)

 

サランラップの芯みたいなのは低音をしっかり作り出すため。

 

そして無造作に置かれたようにみえる木はその切り方、そして置いてある微妙な角度で

 

一体型とは思えない音の広がりを生み出していたわけですよ!!!

 

 

 

 

 

そしてそれだけじゃない!

 

様々な種類の金属を配置して多角的に音の成分を生み出しているんだって!

 

ネジの頭の形状も何本も何本も試してこの音!ってなるものを選び出したそうなんです。。。。。

 

。。。。。はぁ、スゴい。

 

 

 

 

 

 

いやはやどうですか。

 

Victorさんの『WOOD CONE EX-D6

 

いや、あのね、本当にめちゃくちゃ感動したんです。

 

「モノづくりってこういうことっしょ。」

 

っていうその情熱に!!!!!

 

開発者の方もものすごく楽しそうにお話してくれるのでそのワクワクがこちらにもビシビシ伝わって

 

この『WOOD CONE EX-D6』という作品がどんなに愛情注がれて生まれてきたが分かって本当に本当に感動しました。

 

 

 

 

 

 

そして本当に心地いい音色。

 

冒頭にも書いたけど本当にまろみって言葉がぴったりくる音色だなとわたしは思う。

 

それには少なからず日本酒のチカラもある気がするね。

 

あの日本酒独特の丸くてキレのある口当たり。

 

あの感じが音になってるような感覚。

 

開発者の方が言ってた

 

『コクがあるのにキレがある』

 

まさに、これです。

 

日本人のDNAにすり込まれたものにぴたりとフィットする心地良さがWOOD CONE EX-D6の音にはあるのかもしれません。

 

 

 

 

 

これからもこのWOOD CONE EX-D6で音楽生活充実させていきたいなと思います!!

 

 

 

 

 

製品情報はこちら☆

 

https://www.victor.jp/audio/woodcone/ex-d6/index.html