行ってきた
はぁ。。素晴らしかったでし。。。
生で近くで見て感じた強い強いパッション。
重ね塗られた油絵具のぬらぬらと光る凹凸は一見とても荒々しく見える。
だけどよくよく見るととてもやらかく、一筆一筆の中にいろんな色が広がっていて甘いのだ。
遠くから見る印象と近づいて見る印象は違う。
とくに写真の看板にも使われてる『薔薇』という作品は遠くからと近くからの印象が違った作品だった。
透明感と生命力が凄い。
なんでわたしはゴッホが好きなのか、それが今回分かった気がする。
それはゴッホの根底に感じる孤独感だ。
その静けさや侘しさ、静謐さ、はたまた時にマグマのように暴れたりする孤独感。
それがわたしの肌にぴたりと合ってくるから好きなんだと思った。
今回見た中でわたしが1番好きだったのは『秋の夕暮れ』という絵だったんだけど
この絵はわたしが小学生のとき、ひとりで歩いて帰ってきた帰り道を思い起こさせて
ものすごく揺さぶられた。
ひとりでとぼとぼ帰る田舎道は孤独でありながら孤独じゃない。
風の音や森の木々のざわめきが聞こえる。
土の匂いや雨の匂い。
名前は知らないけど可愛い野の花たちや里芋の葉っぱの上をコロコロ滑る雨粒。
自分の好きなペースで歩いたり立ち止まったりを繰り返し家路に着く。
なにかそこに
そこはかとなく漂うもの悲しさ
その感じが好きなんだな、昔も今も。
それをゴッホの絵からはものすごく感じるから好きなのだ。
生涯、あくなき探求を続け、進化し続けたゴッホの姿に触れて
すごくすごく嬉しかったしエネルギーももらいました。
ありがとうございました
ぜひ興味あれば行ってみて
24日クリスマスイヴはNACK5『キラスタ』にお邪魔させていただきます
重大発表あり〼
お聞き逃しなく
