日本の今年の漢字は「絆」

でしたよね?

いい漢字ですね、今年にふさわしいと思います。


ということで、自分にとっての今年の漢字を考えてみました。


日本にとってももちろんのこと、僕にとってもやはり今年は震災抜きでは語れません。

全てを一瞬で飲み込んでしまった津波に、人々はなす術もありませんでした。。
僕もただTVでみていることしか出来なかった。。。

東北は壊滅的な被害を受けました。


そして、日本人はそこから復興へむけて動き出した。

自分も辛いのにもかかわらず、心に傷を負った人たちをみんなで助け、守り、立ち上がる。

その日本人の心は外国でも高く評価されるほどでした。。

僕も実際に現地に何度も行ったし、ボランティアにも参加させていただきましたが、現地の人々は深い悲しみの中にあるにもかかわらず、みんなで協力して前に進もうとしていたし、

ボランティアに参加されている方々は、自らの仕事の合間を縫って遠くから駆けつけている方や、TVで見て居ても立ってもいられなくなり、仕事を辞めて、キャンプ地で生活しながら復興に尽力されている方などを目の当たりにし、その心意気に脱帽したほどでした。。


美しい国、日本。
って何かのスローガンであった気がしますが、
そこには美しい心、が必要で、人間と一緒で、外見を美しくするには、中身
がまず美しくなければなと、そのときに思ったものでした。


自分を差し置いてでも仲間を助ける。
まさに日本人の絆であり、真の優しい心、ですよね(^-^)


そして、仕事の方でも大きな転機がありました。

シーズン途中での解雇と、ここペルシワ・ワメナへの移籍。

外国人選手としての難しさを知り、ここで藤さんと出会えた。
そして今シーズンはチームに日本人一人になった。。。

一人でここワメナでのチームとの共同生活は予想以上にストレスの溜まるものであり、まだまだ自分の心の余裕のなさに気付いたのと、それを克服出来ない自分の弱い心にすごくイライラしてしまう時期もありました。。


自分の人生のテーマである「楽」という字に全く相反していたと思います。
まだまだですね~(~_~;)


その反面、日本人の心(メンタル)をこのチームはたかく評価してくれて、最後までやり切る、いい加減にしないところなど、
心も見てくれる。

自分はただ当たり前のことをしているだけなんです。
昔の日本人から大事にしてきて、伝えてきた。そして学んできている規律、習慣、国民性。
それをここでは高く評価され、認めてくれる。

僕はそれに誇りを感じますし、改めて素晴らしい、日本人でよかったなと思いました。

ということで、2011年、皆さんにとって良い年でしたでしょうか?
2012年が皆さんにとってもっと良い年になりますことをお祈り申し上げております!♪( ´▽`)

僕の2011年の漢字は↓
photo:01


でした!


よいお年をお過ごしください!!


柴小屋雄一。

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