中古でgetした溢治のフライロッド
この手の竿にしては格安だった。。
布袋竹のグリップがいいね。
しかし、ガイドの位置が不自然
ティップを折ってしまったそうなので仕方ないかな。。。
それ以上に、、
折れてるじゃんか。。
そんな事聞いてないよ~。。
まあ、また仕事(楽しみ)が増えたって事で良しとしよう。。
時間が出来たら補修しようと思ってた。
正月明けの3連休
ちょうどいいね。。
2024年1月7日
年明け早々に注文しておいたバンブー用接着剤
TGX接着剤って言うのだけど
開けてみたら、昔、AU接着剤って言ってたやつじゃん。。
何が変わったんだろう。。
まあ、これなら実績十分なので、この程度の裂けなら簡単にくっ付くでしょう。
過去に自作したバンブーロッド達も全部これで接着したけど、20年以上全く問題なく使えているから。
重量を測って混ぜ混ぜ、、
ここは手が放せないので写真はない。。。
20年以上前に買った麻糸で縛る。
接着完了
デスクの上でコロコロと転がして曲がりを修正
部屋の暖房を効かせて初期乾燥を促進させる。
これで10日くらい乾燥させる。
1月20日
もういいでしょう。
麻糸を解く
ペーパーで磨いて表面の接着剤を剥がす
この後、合成うるしの本透明を塗っては乾かしを繰り返す。
2月4日
ガイド位置の補正
あのままだとブランクに負荷が掛かって折れやすい。
トップの下、2番のガイドを外して位置を変える。
GUDEBROD(廃業)の赤いシルクで。
スレッドはエポキシではなくて合成うるしで。
朱色と濃赤、紅留を混ぜて、オリジナルに近づける。
2月17日
ガイドの塗りを3回繰り返してから
裂けた繊維の先端部分をシルクの細糸で補強
シルクをエポキシで固める。
エポキシは薄め液でサラサラにすることでシルクに十分に浸み込ませると
ブランクのグリーンが透けて補強糸が目立たなくなる
2月19日
エポキシが完全に乾燥
これでいい感じになった。
レストア完了
ラインは5番くらいかな。
これで何釣ろうか。。