初舞台 | 劇団芝居屋の役者の独り言

劇団芝居屋の役者の独り言

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真樹です[E:happy01]



 昨日の初舞台から一夜が過ぎ、まだ何だか少し放心状態です。



私は今回の『サロン・ド・マリコ』をやるに当たって、とてもいい経験をさせてもらいました。



本番の前日、団員の人達の前で本番を想定した稽古をした時に覚えていた筈の詩が出てこなくなって頭の中が真っ白になってしまいました。



どうしたら良いのかわからず、ちょっとしたパニックを起こしました。



その日の晩、私は30分の帰り道を一時間かけて、夜道を自転車で大声を出して暴走していました[E:bicycle][E:dash]きっと、すれ違った人たちは怪しい人、もしくは女の酔っ払い、としか見ていなかったと思う。しかし、私はそんな人の目も気にせず、そうするしかなかった。



本番当日を迎え、心の臓がでんぐりかえってしまう程、緊張した。



いざ、会場に立つと緊迫した雰囲気とは違い、皆が暖かくわたしを見守っていてくれた気がした。そのお陰で文章を間違えることも無く落ちついて詠めた。



私の3分の初舞台は長いようで短く時を終えた。





初舞台を終えて、学んで次の舞台に向けてに生かそうと思ったことはたくさんあった。



今後の私がやらねければいけないことに『台本はきちんと声にして読む。』『一回一回の稽古に集中して挑む』それは今回の朗読会を終えて気付いた事であり、私の足りない事であった・・・。(他にも、たくさんあるけど[E:coldsweats01])



本当にこの様の機会を与えてくださった方々に感謝です。ありがとうございました。