真樹です。
本年もよろしくお願いします[E:happy02]
さて、2008年を今振り返ると私にとって、一言でいうと「変化」の一年でした。
一年前、バイト先で一緒に働く恵美さんに声を掛けた芝居に興味のあった私は恵美さんに「ワークショップに参加したら?」と一言。
その後、芝居というものを知らない素人秀野が参加したワークショップで芝居屋の主宰である『増田再起(さん)』に会って衝撃を受けた。
こんな素人にも一生懸命に色々と指導してくれた。でもその時、私は増田再起さんの言っている事は殆ど理解不可能だった。
それで5回のワ-クショップ終えて「こんなに情熱をもって芝居の事を語っている人(再起さん)についていきたい」と思い『劇団芝居屋』の門を叩いた。
入ってからは3月の『ワッショイ』の手伝いをした。その時は『中野・ザ・ポケット』の舞台を目の前にした時は「本当に私はこの舞台に立てるのだろうか?」「舞台に立って色々な人に感動を届けられるのだろうか?」と不安と期待を胸にしていた。
その後、朗読の稽古、ワークショップを重ねて10月に入り『払暁の時・手紙』の稽古が始まった。初めの頃は「今まで何の稽古をしてきたんだ!!」と毎日怒鳴られてメソメソ泣いていました。稽古中盤は自信を失いかけた私に先輩、共演者の人たちに支えられました。そして、舞台初日を向かえ私は不安で仕方なくなり、またメソメソ泣いてしまいました。でも、再起さんが本番前に「稽古は裏切らない」と言った言葉を信じ、無我夢中で舞台に立った。
公演が終わった今、観に来てくれた方達に会うと皆、褒めてくれています。なかには「いつもの秀野だったよ。あれ、演技してたの?」と笑いながら言われたりもする。この言葉は逆に自分へのプレッシャーです。
2009年 役者・秀野真樹子が飛躍でき面白い一年になるように頑張ります[E:happy01]