私ががんのある生活になって感じたこと
→経験に基づく活かせる情報が欲しい
これに尽きます。病気・治療に関する情報は本、冊子でわかる。そのうえで経験からくる治療の乗り越え方が欲しい。

ネットでの情報収集には、次の3点が大切と考えます。
①自分と同様の症状の方を探すことで欲しい情報に少し近付けると考えています。
②そして簡潔に内容をまとめていてほしい。
③なにより不安になりたくない。
個人差があることは当然理解のうえで、その中でも自分に活かせる情報を効率的に集めたいのです。

今回、これから治療に進む方への一助になればと思い、直腸がん患者さんに「役立つ」ことを目的にブログを不定期記載します。
今回は、私のこと・病気の経緯を簡潔に紹介します。

1  自分のこと
・年齢:36歳
・仕事:事務職・デスクワーク
・家族:パートナーが妊娠中
・保険:入院費用のみの最低ランクに加入
・がんへの所感:未だに他人事のよう。ただ、術後に変わったのは、再発・完治・5年間のキーワードが頭に残り気持ちが暗くなることが多くなった。

2  症状
・自覚症状は血便
・2024/6に自ら通院しがん判明
・直腸がんステージⅢa
・がんは肛門から5cmの場所
・深達度はT2
 ※リンパ節転移は25個中1個
 
3  手術
・2024/7に低位前方切除術実施(ロボット式)
・人工肛門は年齢を考慮した回復期待度から付けない判断になった(一時的なものもなし)
・直腸を15cm程度切除

4  術後の経過(現在術後1か月半)
・術後2週間弱で退院
・頻便に悩まされ、平均排泄回数8回/日
・下痢は週に1回程度発生
・体重が術前に比べ10%減り、戻らない

5  今後のこと
 術後外来にて、抗がん剤治療を希望の旨、主治医に伝えた。医師は次の2点から治療を積極的に勧めては来なかった。
・再発度の減少期待としては10%程度の減小値であること
・副作用がきつい。特にしびれは年単位で残る
 自分の考え方は、できることはしたい、であり、医師としっかり相談のうえ決定しました。


次回以降、抗がん剤治療の生活について記載します。