アンパンマン交通 | 柴犬と小規模農家の奮戦記!

柴犬と小規模農家の奮戦記!

ロンリーライダーの農業と趣味の日常です

2025年放送予定の連続テレビ小説「あんぱん」の高知ロケが9月7日(土)にクランクインしたようです。

ロケ地は当地に比較的近いエリアで、東隣りの芸西村にある琴ヶ浜や、北隣の南国市や香美市へも訪問、撮影が行われたようです。

物語はアンパンマンの生み親でもあるやなせたかしさんと妻の小松暢(のぶ)さんをモデルに人生を描いたドラマとのことです。

 

 

南国市や香美市はやなせさんが幼い時代に過ごされた地という事で、縁の地域ではやなせさんの作品のキャラクターの石像などがたくさん設置されています。

くろしお鉄道ごめんなはり線の全駅のキャラクターもやなせさんの作品なのです。

 

 

香美市の旧香北町にはアンパンマンミュージアムがあり、多くの人が訪れています。

公共の交通もアンパンマンに関する列車やバスが走っていて、アンパンミュージアムまで、公共のアンパンマンラッピングで訪れることが出来ますので、車を運転されなくてもお子様連れで楽しいアンパンマンの世界で移動することが出来ます。

むしろ、車よりもその方が楽しいかも知れません。

 

 

何よりもJR四国の土讃線を走る特急南風にはご存じの通り、アンパンマン列車が走っています。

最新の2700系車両では赤色と黄色のバージョンがあり、デザインも異なります。

 

 

このアンパンマン列車は岡山と高知間を走っていて、ダイヤ時間は駅で尋ねると教えてくれるかと思います。

また、季節によってはアンパンマン列車ツアーと言うのもありましたので、またそんな企画に参加できるかも知れません。

この車両に乗車してやなせさん縁の地まで訪れることが出来ます。

 

 

このアンパンマンデザインの特急は予讃線でも8000系と「宇和海アンパンマン列車」が走っています。

最初はやはり土讃線の南風から走りはじめました。

車内もアンパンマン仕様となっていて、お子様にとっては楽しい空間となっていると思います。

 

 

JR土佐山田駅がアンパンマンミュージアムに繋がる交通手段への乗り換え駅となります。

 

 

駅のホームではアンパンマンが迎えてくれます。

まあ、このシートはJR四国の大きな駅でも見られますが、やなせさんに縁の地にある駅と言う事がここにやって来たと言う感じがします。

 

 

駅の跨線橋の壁もやなせさんのキャラでいっぱいです。

 

 

土佐山田駅から3駅(特急は1駅)西の後免駅で下車すると、後免の町を探索する事ができます。

気の利いた駐車場などはありませんので、やはり公共交通で訪れるのが良いでしょう。

 

 

後免と言う地もやなせさんが幼い頃過ごされた事もあって、やなせさんに関する事が案内されています。

 

 

旧商店街の通りにはアンパンマンのキャラクターが所々で待ってくれています。

 

 

自分の足で訪れて見るのも楽しいかと思います。

 

 

JR後免駅から、くろしお鉄道の後免町駅、土佐電鉄の後免停留所の近くにはやなせさんが通われていたと言う「南国市立ごめん野田小学校」があります。

ただし、外観からはやなせさんデザインのキャラが見えるだけで特に目立つものはありませんし、観光施設ではありませんので、無理して訪れることは無いかと思います。

 

 

さて、JR高知駅まで行くと、2017年3月にJR高知駅の構内に完成された「アンパン列車ひろば」があります。

記念式典が園児たちに囲まれて賑やかに行われたようです。

 

 

メインオブジェは高さ1.6m、直径2.8mのケーキ型で、アンパンマン列車が四国各地を走る様子が展示されています。

 

 

高知駅から市内を走る土佐電鉄の路面電車には、アンパンマンラッピング電車を見かける時があります。

 

 

ただしこれは香美市にあるアンパンマンミュージアムの「やなせたかし記念館」のPRラッピングで、アンパンマン仕様と言う訳ではないです。

車内は普通のロングシートで、一般の車両と同じだったと思います。

 

 

路線は西の「いの」から「ごめん」まで続いていますので、この電車に乗って後免の町まで行く事ができます。

後免方面のヘッドのデザインはアンパンマンの顔が描かれています。

 

 

伊野行方面のヘッドはバイキンマンの顔が描かれています。

ただ、この電車は何時、何処行が運行されるかはわかりません。

偶然に出会うしかないかと思いますが、鉄道会社に尋ねると分かるかも知れません。

 

 

もう1バージョン、別デザインの車両がありますが、これもミュージアムPRラッピングなので、車内は通常の車両と変わりは無いかと思います。

もし、うまいこと後免行きのこのデザイン車両に乗ることが出来ましたら、この電車で後免まで行くと、後免の町を探索することが出来ます。

そして、後免駅からJRの車両で土佐山田駅まで行くことが出来ます。

 

 

土佐山駅から香美市のアンパンマンミュージアムに行くには、JR路線バスで行くようになります。

キャラクターがたくさん描かれた跨線橋を渡って駅舎の外に出ると、バス乗り場があります。

そこから発着するバスも外観はアンパンマン仕様になっていますので、子供さんはテンションが上がると思います。

 

 

アンパンマンミュージアムまでは終着の「美良布」まで約30分弱ほどです。

 

 

ミュージアムは国道195号線の南側に大きくありますが、旧香北町の中心地は国道195号線の北側にあり、香美市役場香北支所の駐車場にもキャラクターたちの石像が並んでいて、商店街の道沿いにも幾つかの石像が見つかります。

 

 

マンホールのデザインもアンパンマンとなっています。

こうしてやなせワールドを探索すると、高知市のはりまや橋から高知駅までの道路区間から南国市、香美市ではたくさんのキャラに遭遇することが出来、まる1日アンパンマンの世界に浸ることが出来ます。

これらは、以前に知り合いの女性からお孫さんをアンパンマンミュージアムに連れて行きたいけど、車で行けないので交通手段を教えて欲しいと尋ねられたことがあって、シミュレーションをさせていただいたことがあったのです。

今回はその時の事を思い出して、さらに膨らませて案内させていただきました。

是非とも、アンパンマン観光に公共交通手段でお越しになられてはと思った次第です。