林道三昧、馬路村 12 | 柴犬と小規模農家の奮戦記!

柴犬と小規模農家の奮戦記!

ロンリーライダーの農業と趣味の日常です

馬路村魚梁瀬から徳島県へと抜けられる大木屋小石川林道は、これまで何度も走らせていただいていますが、何度走っても面白く走ることが出来るオフロードコースです。

昔からほとんど変わらず、最初の方はフラットな路面で県境が近づくに従って急カーブに勾配がきつくなります。

ガレも多くなって、走りごたえのある道となってきます。

 

 

小石川川の様子もいつしか見られなくなっていて、崖も切り立っている横をすり抜けるように走るようになります。

谷を跨ぐ橋を渡ると、いよいよこの林道の高知県側のクライマックスと言った感じでワクワク感が高まってきます。

県境の峠はまだすぐ近くとなってきますが、ハッキリとしなく確認も出来ません。

 

 

細かなカーブをクリアすると、県境の「大木屋小石川隧道」が突如現れる感じです。

小石川橋で分岐して7キロほどの地点で隧道名も林道名と同じです。

 

 

350mほどのトンネルを抜けて徳島県側へ抜けてみます。

トンネル内は照明などありませんので、結構暗いです。

 

 

峠からは高知県側と違った景色が開け、大きな谷に広がる山々が見渡せます。

どちらの地域も超秘境で山ばかりですが、峠を挟んで全く雰囲気が異なります。

 

 

少し休んでいると、チラチラと蝶が羽ばたいでいます。

おや?珍しいな~と思って見ると、アサギマダラでした。

南西諸島や台湾、香港などへも移動すると言うこのチョウは以前にも林道で見かけた事があり、2回目です。

「どこから来たんだい?」と、声をかけたくなります。

 

 

本当はこのまま徳島県へと向かいたいのですが、コロナの関係で県を跨がないと決めていたので、ここからはまた魚梁瀬へと戻ります。

あ~、時間も無いし、徳島方面へ行きたいな~と思う気持ちを抑えて引き返して行きます。

 

 

東川林道まで戻って来ると、東川は魚梁瀬ダム貯水池へ流れ込んで行きます。

そこには赤い橋の「東川橋」が架かり林道が分岐しています。

 

 

昭和39年に架設された橋を渡ります。

 

 

そこから延びているのが「亀谷林道」です。

この林道は初めて走る林道で、前から気になっていたのです。

 

 

橋を渡ると、すぐにフラットなダート道となっています。

貯水池に沿って続いている林道ですが、これまでと同じような林道で、時々青々とした貯水池が見られ、緑の中を延々と土の道を走るだけです。

でも、これが楽しいのです。

 

 

なかなか走りやすく雰囲気も良くて、もう1日中走り回った林道走行でも、疲れを感じないルートです。

このままどこかへ通じていれば良いのに・・・と思わすような林道ですが、残念ながらこれもピストン林道なのです。

 

 

やがて「北亀谷林道」と言う支線の分岐があり、この林道に入ります。

未舗装の林道走行にあくなき執念を燃やします。

 

 

ガラリと雰囲気は変わって道は少し細くなり、勾配もきつくなって鬱蒼とした谷間を行くようになります。

これはこれで、また走りごたえ十分な林道です。

 

 

実はこの林道は大木屋小石川林道の途中からも分岐していて、ここまで通り抜け出来るはずだったのです。

大木屋小石川林道を引き返す途中でこの林道に入ったのですが、早々に工事現場に出くわして走れなかったのです。

ならばこちらからと走ってみたのですが、時間が押してきたので、数キロ走った所で引き返す事となりました。

 

 

北亀谷林道を引き返し、亀谷林道走行に戻ります。

赤いトラスの「亀谷橋」を渡り、更に奥へと向かいます。