夜須駅から土佐山田駅まで 1 | 柴犬と小規模農家の奮戦記!

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先日、ごく近場ではありますが、隣町の香美市まで久しぶりに鉄道に乗って行って来ました。

夜須駅からJR後免駅までは土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線で、後免駅からはJR土讃線になります。

 

 

夜須駅は夜須町で一番賑やかな場所となっている道の駅ヤシーパークの目前にあり、この辺りで唯一の海水浴場もあるので夏場にはかなりの人だかりとなります。

 

 

土佐くろしお鉄道は第3セクター方式の鉄道で高知県西部を通る中村・宿毛線と、当地を通るごめん・なはり線があり、ごめん・なはり線は2002年に開通しました。

ごめん駅から奈半利駅まで20駅に一体ずつ、高知県出身の漫画家のやなせたかしさんが描いたキャラクターがいます。

ここ夜須では「やす にんぎょちゃん」が出迎えてくれます。

 

 

上り車輌がやってきて、この車輌に乗ります。

 

 

ごめん・なはり線の車輌は殆どが9640形気動車で車輌のサイドとフロントには駅のキャラクターが描かれています。

ちなみに9640は「くろしお」にかけています。

 

 

ついでに車輌をいくつか紹介してみます。

前に描かれているキャラクターは「あなない なすびさん」です。

あなないとは安芸市の穴内駅で、安芸市はナスの生産日本一なのです。

 

 

この車輌に描かれているのは「たてだ そらこちゃん」です。

南国市立田駅のキャラで、高知龍馬空港に一番近い駅のキャラクターとなっています。

 

 

 

通常のキャラクター車輌以外に特別ラッピング仕様の車輌もあり、これは終着駅の奈半利駅がある奈半利町の観光名所の「モネの庭」仕様です。

 

 

阪神タイガース仕様の車輌です。

路線は阪神タイガースのキャンプ地である安芸市を通り、安芸球場前と言う駅もあります。

 

 

後ろの景色を見ながら発車します。

ごめん・なはり線は地面より上を線路が通る高規格線路となっていて、車両から見る景色がなかなか絶景です。

特に夜須駅から下りの、安芸、奈半利方面は眼下に太平洋が広がり、この路線の売り物となっているようですが、まだ未体験です。

 

 

夜須駅から上り一駅目は香我美駅で、キャラクターは「かがみ みかんちゃん」が出迎えてくれます。

香我美町(かがみ)は“山北みかん”というブランドみかんの産地で、これがキャラクターとなりました。

 

 

香我美駅から夜須方面を見ると、町の東に聳える大峰山(おおみねさん)が真ん前に見えます。

 

 

香我美駅の次は、あかおか駅で、「あかおか えきんさん」というキャラクターが出迎えてくれます。

「えきん」というのは、赤岡町出身の幕末の絵師の呼び名で「絵金」といいます。

 

 

このあかおか駅の高架下にはくろしお鉄道のキャラクターが勢ぞろいしている展示場があります。

 

 

それぞれに地域の特徴を表現したキャラクターとなっていて、やなせたかしさんのキャラクターファンの方にとってはこの駅で降りて見ると楽しいでしょう。