エジプト旅行⑮ムハンマド・アリーモスクとお土産(土) | 柴犬カン、福の日記

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柴犬カンと福、筆者の出来事、想い、政治、経済、文学、旅行、メンタルヘルス、映画、歴史、スポーツ、等について写真を載せながら日記を綴っていきます。柴犬カンは2018年12月に永眠しました。柴犬福が2020年4月7日夕方にわが家にやってきました。その成長記録。

 モカッタム山のふもとにあるシタデル(要塞)の建設は、アイユーブ朝最初のスルタン、サラディンによって1176年に始められた。 現在シタデルの東外壁だけが残っている。シタデルの建設にはギザのピラミッド群や古都メンフィスから持ち去られた石材が使用された。シタデルは長い間イスラム世界で最も強力な砦の一つとみなされてきた。十字軍はここでアイユーブ朝と戦った。シタデルは市街に面している側は相当強力に防備を固められた。水はナイル川から引かれた水道を通じて供給された。1823年にスルタンの宮殿で火薬の爆発があり、その結果ムハンマド・アリーが新しい建築物を多数建てることができる十分なスペースが出来た。

 

 ムハンマド・アリ・モスクは、シタデルの中にある。このモスクは名前の通り、ムハンマド・アリーが建設したモスクだ。1824年に着工し、1875年に完成した。トルコ・イスタンブールにあるスレイマン・モスクをモデルに建てられたため、トルコ風のモスクになっている。巨大なドームと細長いミナレットが特徴。エジプトでは珍しい形だ。外装にはアラバスター(雪花石膏)が使用されている。水場や時計台のある中庭がある。中庭中央には、礼拝の前に身を清める八角形の水場がある。時計台は、フランスにルクソール神殿のオベリスクと交換して持ち込まれた。そのオベリスクはパリのコンコルド広場にたつ。フランスが貴重なオベリスクを壊れた時計台と交換した、欧米ならではの手段をとったわけだ。中は室内のステンドグラスや壁に描かれた幾何学文様があり、イスタンブールのブルーモスクとホントに良く似ていた。このムハンマド・アリ・モスクが位置する場所は、カイロのイスラム地区(旧市街)と呼ばれるエリアで、歴史地区としてこの土地自体が世界遺産に登録されている。そしてその屋上からはカイロ市内を一望できる。そして先日も紹介した、ギザのピラミッドが屋上からしっかり見えるのである。私が行った時はスモッグで霞んでいたが、かすかにピラミッドが見えたのである。

 

 エジプトのお土産に香水屋,カルトゥーシュの店に寄った。私は全く香水に興味がないので、ただいろんな人が買ったり眺めているのを見ているに過ぎなかったが、クレオパトラがつけた香水だとか古代のファラオがつけたのではないかと言われている香水、男性用のものも含めて様々なものが売られていた。またそれ以外のアクセサリーのようなもの、貴金属でできてるようなネックレスとかその類のものが売られていたと同時に置物もやはり置かれていた。基本的にこの店は外国人旅行者向けの値段の高い店であって、日本から通販で買うと高いのだろうが、それにしても現地の通貨で買ったとしても高かった。エジプトのお土産として買ったものはポーチとか家の物が欲しがったナイルワニの置物、これが3ユーロでまあ日本円で400円弱、それは空港で買ったナイルワニは、アメミットと言う幻の動物のモデルとして古代エジプトの時代からいたということで記念になったと思う。ただこのワニを持ち込んだ時に空港のセキュリティに引っかかり、中を見せろと言われたのがちょっと面倒くさかったことは思い出である。

 

シタデル・オブ・サラディンと書かれている。

 

 

フランスから来た時計台と水場

フランスのコンコルド広場にあるオベリスク↓

カイロタワー

うっすら見えるピラミッド

 

うっすら見えるピラミッド↓

 

カルトゥーシュの店

 

私が今回の旅で買ったエジプトの土産↓

 

 

ギリシャのオリーブオイルとラベンダーの石鹸↓

カルトゥーシュの象形文字入り刺繍のTシャツ↓

ラクダの香水入れとピラミッドの砂↓

 

 

 

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