西部邁の死因はうつ病ではなかったかも | 柴犬カン、福の日記

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柴犬カンと福、筆者の出来事、想い、政治、経済、文学、旅行、メンタルヘルス、映画、歴史、スポーツ、等について写真を載せながら日記を綴っていきます。柴犬カンは2018年12月に永眠しました。柴犬福が2020年4月7日夕方にわが家にやってきました。その成長記録。

 先日の記事で、西部邁はうつ病だったのではと述べたがこの動画は昨年末に撮影されたものだが、あれだけ饒舌なうつ病はちょっとありえないだろう。確信的自殺だった。

 この動画で彼が言っていることは、私が数ヶ月かけてフランシス・フクヤマの「歴史の終わり」からインスピレーションをもらって書いた記事とほぼ一致している。

 近代主義への疑問。科学的合理的に人間は生きていけない。今は穏やかな国もいざとなったらならず者国家になる。日本は挑発され、締め上げられて真珠湾に踏み切った。イギリスやアメリカはいざとなったら他国は見捨てる。特に酷いのはアメリカ。知識人の、インテリの、進歩主義者の欺瞞。

 西部邁の状態を見ると、何らかの病気を患っているように見える。特には癌かなと。奥さんが亡くなってうつ病的な部分もあったのかもしれないが、あれだけ威勢良くしゃべれるのはちょっと。

 ただ、インテリや左翼的知識人に対する怨念が異常なぐらい強かったのはこれを見ても分かる。

 注意。安倍首相が出てくるとテレビを消したくなる人。科学技術だけでなく、人間の政治体制や考え方も進歩するとお考えの方。日本にだけ戦争責任があると考える人。その他進歩主義者、リベラルの方は見ない方が良いかもしれません。

 ただ龍馬は今の世界を見てどう思うかなと・・・。ペリーが東京湾に入ってきた時は大騒ぎしたが、今はアメリカの原子力潜水艦、ロナルドレーガンがよこすかを母港にしている。