サウジアラビアとレッズ対戦(日) | 柴犬カン、福の日記

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柴犬カンと福、筆者の出来事、想い、政治、経済、文学、旅行、メンタルヘルス、映画、歴史、スポーツ、等について写真を載せながら日記を綴っていきます。柴犬カンは2018年12月に永眠しました。柴犬福が2020年4月7日夕方にわが家にやってきました。その成長記録。

 浦和レッズが今日未明サウジアラビアのリアドにあるスタジアムで、アルアハリというチームと ACLアジアチャンピオンズリーグ決勝第1戦を戦った。

 

 結果は1対1の引き分け。アウェイゴールを取り、引き分けたということは、レッズに若干有利であると見る専門家も多い。次は土曜日の夜、埼玉スタジアムで決戦だ。

 

 ところでサウジアラビアと言うと、今政情が若干不安定になっているようだ。高齢のサルマン国王に変わり、10人以上いると言われる王子の中からムハンマド皇太子がほぼ実権をにぎり、ライバル、政敵となりそうな王族やその他の関係者を、根こそぎ逮捕していると言うのだ。中にはかなり財産を持っている人たちが逮捕された。汚職や不正蓄財で逮捕されたと言うのだが、その財産が没収される、株や債権が売られる、世界経済の中で不安定な因子となりそうだと懸念を示している向きもある。ニューヨークも日本も株価が非常に高いレベルを付けており、今回のサウジアラビアの動きは水を差してしまうのではないかというわけだ。ちなみにイギリスのメイ政権も不安定で、閣僚がスキャンダルで次々に辞めている。

 

 これもグローバリズムとアンチグローバリズムのボーダーラインに関しての話だが、アメリカは、中国や北朝鮮の人権問題や、日本の戦中における従軍慰安婦の偽の少女像を立てたることにはアクションを起こす。しかしサウジアラビアにおける基本的人権の侵害については、特段に 取り上げない。女性は特にひどい扱いを受けている。最近ようやく運転免許を女性が取れるようになったと言うが、選挙はないし、ただ豊かなだけである。アメリカの民主党政権はフィリピンのドゥテラテ大統領の麻薬根絶の捜査が人権侵害をしていると非難しているが、今回のサウジの魔女狩りのような逮捕劇については、アメリカの政府やメディアが否定的な立場で報道したり声明を発表したという話は聞いていない。ダブルスタンダードである。

 

 結局アメリカ人のグローバリズムは、時とところで変幻自在に鵺のように姿を変えてしまうので、アメリカは信用が置けないのだ。トランプ大統領はグローバリズムの衣を脱ぎ捨てて、露骨に自らの国の利益だけを追い求めることを隠そうともしない。オバマ政権でも自国優遇の基準でやっていたのだが、オバマ政権ではそれを全面に押し出すことはなかった。

 

 まあこんなところが国際社会ということで、何が大事かと言うと国の安全。これは外敵と内部での犯罪テロがないということ。そして食料がしっかり確保されているということ。それからあまりにもひどい内容でなければ表現が自由であること。(これはネットの時代に重要であるが)経済活動が自由に出来ること。教育によって階級を上げる機会が保障されていること。これらが満たされていれば、私は基本的には満足である皆。さんはいかがいかがお考えでしょうか。

 

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