グローバリスト対アンチグローバリスト対ハッカー(水) | 柴犬カン、福の日記

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柴犬カンと福、筆者の出来事、想い、政治、経済、文学、旅行、メンタルヘルス、映画、歴史、スポーツ、等について写真を載せながら日記を綴っていきます。柴犬カンは2018年12月に永眠しました。柴犬福が2020年4月7日夕方にわが家にやってきました。その成長記録。

 先日パラダイス文書という、私はよくわからないのだが、おそらく脱税目的の資産運用を行う組織の顧客名簿のことだろうが、日本の富裕層の名前が出てきていた。またその前には、パナマ文書という脱税疑惑のある顧客の名が記された文書が表面化した。これは世界でネットが拡大する中で、スノーデンのようなハッカー集団が現れることによって明らかになった部分が大きいと考えられる。

 

 巨大な軍事力や体力がなくともパソコン一台でも、2台3台くっつけて、もしかしたら超大国と戦うことが可能なのかもしれない。そう考えると北朝鮮はまだアナクロニズムな手法を使っている。北朝鮮にもサイバー部隊があるようではあるが。

 

 ちなみにグローバリストとアンチグローバリストはどこが違うか人間は科学的合理的に考えることができ行動できるとするのがグローバリスト。アンチグローバリストは、人間の動物的な側面を重視し、人間が科学的合理的に動かず、欲望や憎しみで動くということを前提にする。また、EUや国連などの人類が善意で組織したグループが人類を幸福にする、というのがグローバリスト。一方でアンチグローバリストは、その国の利益が最大であることを求め(○○ファースト)、民族や人種、宗教を重視する、若干不寛容な感じもするが、自分達と似たような発想をする人たちとは仲が良くなる。トランプさんはドゥテラテさんを仲間になれそうだと考える。麻薬組織壊滅のためには情け容赦なく行動する。トランプさんは金正恩氏とも仲良くなれそうだと言う。

 

 グローバリストは科学は永遠に進歩し続けるとする。しかしアンチグローバリストは現在時点での科学を重視する。

 

 中国が現在のように大国となるきっかけとなったのは、文化大革命後に現れた指導者、鄧小平が果たした役割が大きい。鄧小平は、まず第1に技術系の知識人の名誉と権威を回復させ、より重く用いた。科学の進歩がこれからの世界では重要であるということを認識していた。この話は「歴史の終わり」に描かれている。科学、特にネットは、もしかしたらアンチグローバリストではなくグローバリストでもない第三者が独裁をする、またはもしかしたらこの可能性は低いが、人類がそれぞれ自分の存在を主張し、一定の力を世界の大国に対して持つことを可能になる可能性は無きにしもあらず なのかもしれない。

 

 そう考えると、グローバリスト対アンチグローバリスト、それにコンピュータを使い孤軍奮闘する個人の三つどもえになる可能性もなきにしもあらずだ。

 


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