高齢化の影響なのだろう。多くの方が亡くなっていくニュースをよく聞く。今日は三笠宮様が100歳の御長寿で鬼籍に入った。
あまり良く知らなかったが、大正天皇の息子で、昭和天皇の末弟だという。1941年にご結婚なさり、そのまま陸軍の軍人として南京に向かい、そこで残虐な日本兵の話を聞き、後年その逸話を本に書き残したという。もちろん戦争中の南京の出来事は諸説ある。中国側の言い分は明らかに誇大であろう。
ただ、数名でも捕虜を残虐な殺し方をしたということを殿下は聞き、それに憤りと反戦の思いを持ったというのは事実である。
今生陛下も、昭和天皇もみなリベラルである。歴史認識もしっかりしておられる。ネットの勇ましい言説とはかけ離れている。皇室の方々はそういった意味で真性の保守である。
このような戦争を知り、かつ客観的にそれを見ることの出来る方々が亡くなられていくのが心配である。例えば大橋巨泉や菅原文太など。永六輔。むのたけじ。など。
それ以外でも様々な分野の著名人が亡くなっている。若くして亡くなったラグビーの平尾氏。蜷川幸雄。平幹二朗。千代の富士。モハメド・アリ。デヴィッド･ボウイ。田部井淳子。加藤紘一。中村紘子。
中には私と同じ世代の、40代50代60代の若い人も目立つ感じだ。
また、私の職場でも、現職だったＩ君をはじめとして、4月から同僚の父母が亡くなることが多くて、なんだか寂しい気持ちになる。
人はいずれ亡くなるものなのだが・・・。
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