映画「エデンの東」を見る(月) | 柴犬カン、福の日記

柴犬カン、福の日記

柴犬カンと福、筆者の出来事、想い、政治、経済、文学、旅行、メンタルヘルス、映画、歴史、スポーツ、等について写真を載せながら日記を綴っていきます。柴犬カンは2018年12月に永眠しました。柴犬福が2020年4月7日夕方にわが家にやってきました。その成長記録。

 この映画、本当に久しぶりに見た。高校生のとき?いやそのはずはない。レンタルビデオを私が利用し始めたのは大学生になってからだ。初めてVHSのプレーヤーを買ったときはかなりどきどきした。また、VHSに録画も出来るようになっていて、コードを入力したり、時間と日付を入力したりするものが出てきて、失敗したり、うまくとれたりした。

 一番うまくとれたのが、朝まで生テレビ。宗教とは?というテーマのとき。オウム真理教の上祐氏や麻原死刑囚。また、一方でスーツ姿で高学歴の(オウムもかなり高学歴だったが)幹部が出てきた幸福の科学。もちろん、オウムの方がまもなく事件を起こして、あのときのテープを見直していた。しかし、いつの間にかなくしてしまった。

 この討論のときはオウムが勝ったとされている。また、オウムよりといわれていた宗教学者たちが、事件後叩かれた。日本女子大の島田教授や外語大の中沢教授などだ。

 エデンの東は、スタインベック原作、エリアカザン監督、主演がジェームス・ディーン。キャルという名で呼ばれたこの主人公の青年は、母親を探し、父親の愛を求めた。兄は優秀で美人の婚約者がいた。第1次世界大戦も背景にあった。舞台としてはちょうど100年くらい前だ。

 ジミーと呼ばれたジェームス・ディーンは「理由なき反抗」などわずかな作品に出演しただけで24歳で自動車事故で亡くなった。日本でいえば尾崎豊か、松田優作か、といったところ。

 リーバイスのジーンズ、501を履いていて、この前の社会の窓をボタンで留めるやつを履くのがかっこよかった。私は今でもひとつ持っている。普遍的なテーマであったことなどから当時感動した記憶がある。今回はそれほどでもなかった。お兄さんは死んだと思っていたが、ヨーロッパに兵隊に行った。お母さんは売春宿を経営していた。お父さんは脳出血で倒れた。ジミーと兄の婚約者がエデンの園の東へ追放されてしまう。

 さて、今日、マネをするペンギンを買った。1200円くらい。これが面白くて、子どもたちの奪い合いに。ついに喧嘩になってしまった。でも面白い買い物が出来た。

 画像は黒柴ボン。