海炭市叙景(火) | 柴犬カン、福の日記

柴犬カン、福の日記

柴犬カンと福、筆者の出来事、想い、政治、経済、文学、旅行、メンタルヘルス、映画、歴史、スポーツ、等について写真を載せながら日記を綴っていきます。柴犬カンは2018年12月に永眠しました。柴犬福が2020年4月7日夕方にわが家にやってきました。その成長記録。

 暑い。ホントに職場が暑い。もちろん家も暑い。私の職場には一部しかエアコンが入らない。S市の同類の全ての施設の中で唯一エアコンが設置されていないのだ。しかし、耐震工事、地盤沈下工事に2億円もかけるという。3年で。今、この辺りの公共施設は休息に耐震化を進めている。復興需要、または公共事業、または自民党の言う国土強靱化というのか、まあ、復興国債でまかなうので、ツケは将来に回されると言うことか。
 私の町の体育館は未だに使えず、子供の体操教室は転々と場所を変えて行われている。工事が進んでいるという話は聞かない。
 熊谷は38℃。館林は39℃台に気温上昇。「シロクマの気持ち」という首に巻くスカーフ、水をつけて気化熱で冷やすタイプ、をつけたが、あまり効果がないくらい暑かった。帰宅して部屋の温度は36℃。エアコンをかけてもなかなか温度が下がらない。
 さて、昨日の晩から今日の今まで、「海炭市叙景(かいたんしじょけい)」という映画を見た。
 2010年キネ旬ベスト9位。自殺した小説家の残した短編3つを繋げた小品。静かでもの悲しい。しかも季節は大晦日から元旦前後。海炭市とは、函館市のこと。架空の町なのだが、実際は函館。
 5年前9月に北海道に出張し、小樽や函館に行った。そしてその翌月、うつを発症し、11月から病休をした。なんだか悲しい、少し嫌な思い出もある。湯の川温泉に泊まった。立派なホテルだった。路面電車も良かった。また、夜景も良かった。
 映画はお金をかけず、静かな感じ。情景と人間の生き様の断片を切り取る。長かったので、ネットを見ながらちらちら見た。この小説を書いた人は何で死んだのだろう?文学賞に入選したり、芥川賞の候補にまでなったという。私は全て予選落ち。佐藤泰志さんという人だが、うつ病で自殺したのか?私は死ななかった。
 今日、芥川賞、直木賞の発表があった。30代の人たちが獲得。苦役列車は映画が映画化されるらしい。しかし、今は本屋大賞に選ばれたものの方が売れるのではないかな?芥川賞を取っても専業では暮らして行けなさそうだ。
17nikki

















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