この数日はしとしと菜種梅雨で、気温も乱高下。
ちなみに、この長雨、別名を催花雨(さいかう)と言うらしい。
開花をうながす雨ならむしろ歓迎すべき?

さて、1月末からの胃の不調の件。
クリニックからの処方薬を1ヵ月服用しても改善せず。
別の医療機関で胃カメラ検査をしてもらいました。
(いつも鎮静剤ありですが、今回はえずきました)

結果は、
1.逆流性食道炎の可能性
(食道と胃の間が緩くなっている)
2.萎縮性胃炎
(胃の下部に集中)
萎縮レベルは6段階の、軽易なほうから2番目。
でも、年1回は胃カメラを勧めるとのこと、でした。

クリニックを再診。
胃カメラの結果のことも伝えると、
医師は、ピロリ菌の除菌治療後も萎縮は残る。
萎縮から発がんすることもあると、
(当院での実績:1000名除菌治療を行ない、発がん者は10名。約1%)

「内視鏡検査を定期的に行なっていれば、大半は早期がんで見つかる。
ただ、がんの進行が早いタイプ(スキルスや印環細胞がん)では、そうとは限らない」とつけ加えた。

Q:腫瘍マーカー検査をやっていても、がんの早期発見は難しいですか。
A:難しい。かなり進行しないと、マーカーは上昇してこない。

定期的に内視鏡でチェックしていく必要性と、薬で炎症を抑えることが大事と、仰った。
今のところ、薬の効き目はあまり感じないのだが、経過をみていくことにする。

そんな中、手にとった本。
(やはり弱ってる部位は気になる)


筆者はスキルス胃がんからの生還者。

「スキルスは、通常の胃がんとは異なり、腫瘍などの病変をつくらないため、内視鏡検査などでは発見が困難。進行が早く、手術可能な状態で発見されたとしても、5%平均生存率は約15%〜20%といわれる」(本文より)

このイラストが表しているように、
発症時は胃の壁が破れ、大変な激痛だったそうです。
ちなみに、その激痛、スキルスにありがちな胃壁の横への広がりではなく、
縦に広がったことが、発見につながった。最初のラッキーだと語る。

3ヵ月前の検査では異常なしだったのに、その後急激に進行だなんて、ひどすぎる。
AI画像診断が一般的になれば、超早期発見が可能になるのだろうか。
運の良し悪しだけで終わってほしくないと、改めて思いました。


柴犬ポチ🐶