こんばんは。
今日は晴れましたが北風の強い日曜日でした。そろそろ寒さも本気を出してきた感がありますね。

先日は定期診察。
11月末に大腸内視鏡とCT検査をやったので、その結果をききに主治医の元へ。
大腸内視鏡は大腸がん術前検査以来なので、2年ぶり。
初回は若い先生(♂)に少々乱暴にされた記憶もあり、身構えていたのですが、
今回は上手で丁寧な女医さんでした。
で、結果は『問題なし』良かった…!
内視鏡画像を見せてもらいましたが、吻合部はうっすらと継ぎ目がみえました。
我ながら大腸内部はキレイ。ポリープもなし。腹黒さも映りませんでした(笑)
CTは今回で肝転移術後1年半。
主治医と一緒に画像をスクロール見。
あまりにカラカラとマウスで操作されるので、(本当に全部みてるのか…?)と失礼な疑心暗鬼が…モヤモヤしなくもない。

とはいえ、どうやら無事に年を越せそう。ありがたいことです。

さて、今日は念願のクラシックコンサートに行ってきました。
演目は、ベートーヴェンの『第九』!
 (普段はNHKやBSでのクラシック鑑賞が常) 
春のジュピター以来。70分くらいですが、トイレの心配もあり、2階の桟敷席ドア傍の席を取りました。





何度も聴いた好きな曲ですが、やはり生は違います。
特に第3楽章の美しい旋律が沁みました。
そして、第4楽章の歓喜の主題のあとの合唱。
400人の声の凄さに圧倒されました。
あっという間の70分間。

日本でベートーヴェンの『第九』が初演されたのが、1918年。
つまり今年は100年の記念にあたる。
年末の風物詩として定着した感のある『第九』だが、その原点説が、パンフレットに記載されていた。
紀元2600年の記念祝賀行事が続いた
1940年の12月31日の22時半から、
ヨーゼフ・ローゼンシュトック指揮の新交響楽団(現NHK交響楽団)のスタジオ演奏をラジオで実況放送したそうだ。
そうして、日本人は「喜びの歌」を聴くと年末をしみじみと噛み締めるようになったのかもしれない。

拍手がなりやまず、アンコール。
曲は『蛍の光』
華やかにオーケストラで演奏されるとまるで別れの曲ではないようです。
ラストは合唱の方々がペンライトを手に持ってハミング。
まるでクリスマスのよう。
素晴らしい余韻が残りました。

がん研有明でも
『がん患者さんが歌う第九チャリティーコンサート』
が来年1月にあります。
がん研究会創立110周年記念でもあるこのコンサートの主旨は、がん医療に寄与すること。がん患者、サバイバーとその家族、そしてがんに日夜取り組む医療者による合唱。一体感で元気になりそうです。






柴犬ポチ🐶