こんばんは。

今日は、先週の血液検査とCT結果を聞きに病院へ行ってきました。

昨年5月の肝転移手術から丁度1年。
お陰様でクリアできました。


               昨年5月      術後6ヶ月       今回
                (術前)
CEA            5.0                2.9                2.8
CA19-9        9                   4                    5

CT画像を見ながらの説明。
問題はありませんね。
心配される血管腫も癌ではないでしょう、と。
画像を指さして、
がんだと、こんな風に白く映らない。
がんは周りが白く、真ん中が黒く映るから。この点々は、明らかに違うでしょう。(確かに全体が白い!)

「なにか質問とかありますか?」

お言葉に甘え、質問。

Q.  ネットに出てたNLR(好中球/リンパ球比率)について。
好中球が多くリンパ球が少ないと、がん増殖が速く予後が悪いと記載があったものだ。

すると、先生曰く、

A.  データでは出やすいと言われている。
しかし、病院によって捉え方が違う。
学会では議論されているが、大腸がん肝転移では評価されていないデータ。
気にしないでいい。

Q.  異時性転移における今後の転移について。
転移があった場所の近くか。それとも肝臓の手術不能の場所にでるとか、予測はできるのか?

A.  それについてのデータはないのでハッキリとしない。
 
○○さん(私のこと)の肝転移は『顔つきが良い』方なので、再発率は幾分下がると思えるが、転移について、大丈夫とは言えない。

Q.  『顔つきが良い』とは何か。

A.  あくまでうちの病院での定義だが、
     ・転移の個数。
     ・転移の大きさ。
     ・腫瘍を切除した時の肝臓の切り口の状態。
        (周りの切り口にがん細胞がある)
     ・脈管浸潤の有無。
     (例えば、肝臓の中に胆管や門脈、静脈があるが、その組織にはバリアの役割をする膜がある。そこでがんが止まることがある。性質上悪いのは食い破ってしまう)
これらは、年代や扱うデータで変わる。
そのうち、遺伝子データで有効な判断が可能となる。

先生に肝転移術後の病理データをお願いしてみた。渋々であったが、
『お守り』にすると言って一部をもらった。

漿膜浸潤  :   s0
血管侵襲  :   vp0, vv0, va0(端から門脈、静脈、動脈)
胆管侵襲  :   b0
肝内転移  :   im0                    ※0はなし

 切除部分しか分からないと思っていたが、病理検査によって、がんの肝臓内の状態が詳しく調べられていたのは、正直びっくりした。

次回は、7月上旬に血液検査。8月中旬CT検査。
このところ、ウォーキングもサボりがち。仕事していても歩数が6000歩を下回る。
術後1年、初心に戻り、気合いれて体を作って行こうと思う。


病院帰り。梅雨入り前の青空。



柴犬ポチ🐶