こんばんは。

寒いです雪の結晶



でも数日前に、

めちゃくちゃ暖かくなって、

そこからの極寒だから、

道路ツルツルで、

怖いです。



氷の坂道運転マジで怖いです。

坂を下る私に

道を譲ってくれた対向車の方々、

感謝です昇天

みなさん、

お互い気をつけましょうね!




さて、我が心の師匠、

和田裕美さんが昨年よくお名前を

出していた作家さんの一人が「燃え殻」さん

だったと私は思っています。




和田さんのお話を聞いている限り、

燃え殻さんの文章には

哀愁が漂っているようで、

燃え殻さんの作品、読んでみたいな…

と思いながら2023年が終わり、

気づくと2024年。




年始に仕事で降りた、駅の近くにある

本屋で偶然、燃え殻さんの

文庫本を見つけたので、

購入して、読んでみました。




すべて忘れてしまうから」(新潮文庫)

※amazonでは文庫本が税込みで572円でした。



燃え殻さん、

初のエッセイ集とのことです。



和田さんはあるセミナーで

世代ごとで、

持っている雰囲気が違うということも

おっしゃっていました。

バブル世代はイケイケ!みたいな…グラサン



世代間ギャップというものが

存在し、時代ガチャはある、

という話だったと思います。



燃え殻さんはちょうど

就職氷河期世代らしいです。



燃え殻さんの文章には

就職氷河期世代のもの悲しさが

出ているらしいと和田さんが

話していたような、いなかったような…。




ちなみに、私は何世代か調べたら、

私も就職氷河期世代でした照れ

燃え殻さんと一緒ですね!





読んでいて、

確かに、なんというか、

ゆるくて、

ゆったりした時間が

流れているのですが、

言葉にし難い、哀しい雰囲気が

本全体に漂っていました。




今まで読んだエッセイでは

感じたことのない哀しさ、寂しさを

抱きました。

キラキラ感は皆無です。

キラキラ大好きな私には

ちょっとしんどかったです。

すみません…




家族と海に行った話が

すごくステキな感じなのですが、

夢オチで、

母親に確認すると、

実際にはそんなことはしていなかった

っていうのにはビックリしました。

ステキな記憶改竄ラブ




あとは、ときどき起こる、

突然な逃避行も羨ましかったです。

新幹線に乗っちゃったり、

石垣島に行っちゃったり。




独り身だからこそできることだよな

良いなぁ…

と思いながら読んでいました。




私だったら、今、

そんな遠距離逃避行したら

とんでもないことになるだろうな。




でも、逃避行動だから、

本人的にはしんどいんだろうな。

しんどいときは逃げた方が良いよな。





と、複雑な気持ちを

抱いてしまう読後でした。