2016/09/26(月)曇
中山道の旅19日目
垂井駅→関ヶ原宿→今須峠→今須宿→柏原宿→醒ヶ井宿→番場宿→摺針峠→鳥居本宿→ルートイン彦根、33㌔
7時35分〜17時25分、9時間50分
大垣駅で、垂井駅行き電車の時刻表をみると、7時21分と26分の普通が有ります。
普段なら、すぐに早い電車に乗るのですが、何故か駅員さんに聞きます。
駅員さんが一言「21分は、垂井には止まりません」
危なかっ! また無駄な時間をすごす所でした。
関ヶ原は、歴史の街です。沢山の古戦場跡があり、見たい所ばかりです。でも、歩き旅のおっちゃんには、回る余裕はありません。
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今須峠(175㍍)を越え、今須宿に入ります。自宅前に座っていた、おばちゃんが声を掛けきます。
「私の家が岐阜県で、横の水路から向こうが滋賀県」
言われて、水路を見ると表示があります。
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美濃と近江の国境が、今須宿を貫いています。
壁を挟んで、他国の人と話が出来た事から「寝物語」が生まれたそうです。
柏原宿あたりでしょうか、男性の二人組と遭遇します。埼玉県からのお二人は、数日ずつ分割して中山道を歩く「徒歩旅」をしています。
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醒井宿は、湧水を引いた水路(地蔵川)が街を流れています。綺麗な水でしか生息できない、バイガモ(水草)とハリヨ(トゲウオの一種)が保護されています。
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落ち着いた雰囲気の良い醒井宿の街並みです。
岩肌に沢山の地蔵尊が並んでいます。掃除をしている、おばちゃんが話し掛けてきます。
「ここで音を聴いてみて」と、石がつまった井戸に、柄杓で水を掛けます。
「スーん、キーン コン」澄んだ音が聞こえます。
水琴窟だったのです。
おばちゃん、有難う。
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摺針峠(154㍍)からは、琵琶湖が見えます。標高は高くありませんが、見晴らしは結構なものです。
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鳥居本宿には、側溝川が流れています。各家の前には其々自分の橋が架かっています。
酔っ払って、落ちたりしないのでしょうか?
おっちゃんなら、確実に何回か死んでいますネ
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旧街道に宿泊先は見つかりませんが、数百㍍離れた国道沿いにはありました。
チェックインして鍵を渡される時、フロント係の男性が一言。
「今回は結構ですが、このプランは、22時のチェックインになっています。次回から御気を付けて下さい」
時間は17時25分!。チェックイン条件に、全く気付かず予約した、おっちゃんです。
ルートイン彦根さま、ご迷惑をお掛けしました。
夕焼けが綺麗です。
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