2016/09/21(水)曇時々晴
中山道の旅14日目
南木曽駅→妻籠宿→馬籠峠→馬籠宿→落合宿→中津川宿→美乃坂本駅、26㌔
8時30〜17時40分、9時間10分
「台風一過の晴天」とはならず、薄曇りの空が明るく見下ろします。
小学生が、明るく挨拶して学校へ向かいます。都会では、見られなくなった光景です。
南木曽駅から妻籠宿、馬籠宿は、途中に馬籠峠があります。
ほとんどが山道で、曲がった先に、不意に人家が現れます。
数軒の時もあれば、一軒の時もあります。
「こんな山奥に」と思っていると、崖の下に国道が交錯するのが見えます。
おっちゃんが思っている程、不便では無いのかも、しれません。
妻籠宿から馬籠宿に繋がる、旧中山道を歩く人の8割程度は欧米人です。
カップル、家族同士、グループで楽しんでいるようです。
妻籠宿へ向かう女性2人が、道を間違えそうです。早速、声掛け運動です。名古屋からの御二人、楽しんで下さい。馬籠峠近くにある、休憩所の男性によると、この時季は毎日、約100人の旅行者が立寄るそうで、ピークは桜の季節と言います。
アジアからの旅行者は、団体旅行が中心で、個人の趣味を楽しむのは、まだまだ先のようです。
妻籠宿は保存が良く出来ていると思います。
時間が早く、お客さんは疎らで、落ち着いて見物が出来ます。
馬籠峠(801㍍)を越えると、馬籠宿までは下るだけです。
馬籠宿は珍しい「坂の宿場」で、上下の変化が印象に残ります。
馬籠宿から落合宿の途中にある、石畳は中々です。
元々の石畳と復元した石畳が約1㌔続きます。観光コースから外れている為か、すれ違ったのは、アジア系の若い女性1人だけ。穴場かも知れません。
パッとしない天気でしたが、遂にパラパラとやって来ました。
宿に着くまで、降ったり止んだりの繰り返しです。
中津川宿は地味ですが、味のある街並みが残っています。
今夜は、中津川の「はざま酒造」で手に入れた「恵那山」で、安着祝いです。