2015/10/08(木)晴
門司港→指宿、17日目、道の駅・垂水~鹿児島中央駅前・リトルアジア、6時~15時、9時間、21㎞(フェリーの4㎞は含まず)
散々な昨日でしたが、道の駅で出会った、若い旅人、K渡さんとの軽妙な会話は、疲れた体と気持ちを、癒してくれます。
K渡さんは、125ccのバイクで全国を周遊、沖縄・小浜島の高級リゾートホテルで、約1年間ベッドメーキングのバイト生活を終えて、鹿児島に着いたばかりです。
おっちゃんと同様、温泉が休みでガッカリしていましたが、足湯に浸かりながら、旅や人生について語り合います。もう少しで旅を終え、人生の新しい旅立ちへ向かうK渡さんに、幸あれ。
朝の空が素敵です。
余りに綺麗なので、見とれてしまい、歩みは亀さんです。
桜島を半周して、フェリー乗り場から、鹿児島市内へ向かいますが、桜島の山容は刻々と変化します。
人を見るのと同様、見る位置で全ったく違って見えます。
蘇鉄の実が赤く成りかけています。
フェリーは160円、20分弱で鹿児島に着きます。チェックインまで時間が有るので、床屋さんを探して繁華街を歩きますが、見つかりません。お腹が空いたので、「ステーキ丼」の看板に引き込まれ、飛び込みでお店へ入ります。
案内されカウンターに座ると、二人連れの男性が「ステーキ丼、大丈夫。1日10食だから、直ぐに無くなるよ」と教えてくれます。
おっちゃんは、最後の一食に滑り込んだようで、「ラッキー」と喜び合います。
問われるままに旅の話しをする、おっちゃん。ビックリした様子で聞いていた男性の一人が「お酒飲む」と聞きます。
「はい、大好きです」と答える、おっちゃん。
運ばれて来たのは、鹿児島で「3M」と言われる銘酒、森伊蔵、魔王、村尾の「村尾」です。
遠慮なく頂くおっちゃんです。軽やかで、品の良い舌触りが、何とも言えません。
食事もご馳走になり「一期一会」の縁に、感謝する、おっちゃんです。
Y山さん、I股さん本当に有難う御座います。
散々な昨日、「明日は良い日だよ」と励ましてくれた方の、言った通りになりました。