２０１４／１０／１６日（木）晴時々曇一時雨、１０日目、井手海岸→道の駅ポート赤崎、３２㎞、７時４７分～１７時２分（９時間１５分）
井手海岸には今日も朝から沢山のサーファーがボードを浮かべています。
鳥取県の海岸は砂が細かく、サラサラしています。夏は大勢の若者で賑わっていた海岸には、何処からともなく「今はもう秋、誰もいない海……」トワエ・モアの歌声が聞こえたような気がします。
海に引き込まれ、感傷に浸っているうちに「ハワイ海岸」に到着します。
おっちゃんはハワイは初めてですが、こんな所だったんですね。ダイヤモンド・ヘッドは見えませんが……
「羽合」海岸沿いの小径を歩く男女の集団に遭遇します。週に一回のノルディック・ウォークの集まりと言います。
鳥取県の畑地は、ネギや長芋の栽培が盛んなようで、砂地にスクリンプラーで水を撒いています。
あと３キロで宿泊予定地、そんな時激しい通り雨がやって来ます。１５分程であがりますが、これも旅ですね。
気を付けて、たびを続けて下さい。
大阪で暮らしていた、サーフィン好きな若い２人。休日の度に高速を走り抜け、日本海の波に抱かれるのが、一番の幸せでした。
ある日、一番気に入っていた、井手海岸の向かいの空地に気が付きます。
「ここなら、大好きなサーフィンが毎日できる」、大阪での仕事をたたみ、レストラン&カフェ&ペンション「Del Ｍar」を開きました。それから９年、３歳だった長男は小学６年生、次男も誕生し、ディルマーは、サーファー達の憩いの場所になったとさ。お終い。
「羽合」近くの縁側では、日向でコックリ、コックリと舟を漕ぐお年寄りも、平和って、いいですね。
１人の女性が「脱原発」の旗を見つけ「私も反対よ。火山だってあるし」と言って励ましを受けます。
お菓子の名前に釣られて、お店にはいります。一個売りは無く、諦めて帰ろうとすると、「試食用があります」と一個差し出してくれます。あっさりした味で後を引きません。
年配の店員さん、有難うございます。
道の駅に着くと、旅人が２人います。自転車で東京から山口までのK君、５０ccバイクでリヤカーを引いて日本一周中のＯ君です。
今日の一句
秋晴れの 雨もまたよし 山陰路
by おっちゃん