２０１３／１０／０５（土）曇一時雨
二宮辺りでしょうか、個人宅に稲荷神社が建立されています。信心深い方なんですね。
小田原・酒匂川ではサギでしょうか、悠然と佇んでいます。
大磯から小田原まで約１７km、箱根までは１６km。まあ、まあのペースですが、箱根宿まで高低差８００m、残念ですが、小田原城も見ないで先を急ぎます。
旧東海道の旅５日目 （休養日）
昨日の疲れを取るため、休養日にします。予報も雨でしたし、ホテルも安く（朝食付き、５０００円）、朝食は盛りだくさん、部屋も使い易く、パソコンまで付いています^_^ ^_^
お待たせしました、昨日の詳細です。
５時１５分に西湘バイパス下を出発、近くのコンビニで朝食を食べていると、健康のために歩いていると言う、おばちゃんから激励を受けます。
大磯は別荘発祥の地とあります。街道の両側には、明治時代の別荘が幾つか健在で、松並木の一部と共に風景を作ります。
小田原市内に入ると、蒲鉾屋さんが軒を並べ、通った所だけで１０軒は下りません。江戸時代の町割が、街角に表示してあります。
箱根湯本までは緩い登りですが、三枚橋を渡ると傾斜はきつくなります。
旧道は道幅が狭く、石畳の古道と何回も交差します。
食事場所もホテルのレストランなどに限られ、ランチで３０００円！ 登りに疲れ果て、ようやく見つけた、うどん屋さん。助かった^_^。トロロうどんの大盛り！ 大きな声が店内に響きます。
スマホの充電もさせてもらい、さあ、出発。うどん屋の主人の「頑張れば、三島まで行けるよ」が脳裏に刻み込まれます。時計は１４時、２時間で箱根宿、更に３時間で三島宿。天候を考えると、ウム、ウム。恐竜並の脳みそをフル回転させ、結局は「何とかなるさ」。
古道の入口を見過ごし、一箇所旧道を通ったものの、何とか芦ノ湖畔です、
箱根関所と箱根宿と思われる船着場をパチリ。
芦ノ湖から、８４６mの箱根峠目指して、また登ります。「三島までは下りの一方通行、楽勝」と思ったのが大間違い。
古道の石畳は「滑る、挟まる、突っかかる」の三拍子揃い踏み。
日は落ち、真っ暗な林の中を、ヘッドランプを頼りに下る「おっちゃん」には、鬼気迫るものが、あったかも知れません。